Tracers SCHDのデメリット5選|どんな人なら買い?

Tracers SCHDのデメリット5選 アイキャッチ

「SCHD系の投資信託が3本あるけど、Tracers(トレーサーズ)だけ情報が少なくて不安…」「楽天SCHDやSBI・SCHDと何が違うの?」と迷っていませんか?

結論から言うと、Tracers SCHDには購入前に絶対知っておくべきデメリットが5つあります。特に「楽天証券では買えない」「純資産が先行2本の約75分の1」の2つは、知らずに口座を作ってから後悔しがちなポイントです!

この記事では、FIREを目指して米国高配当投資を研究している私が、公式データ(アモーヴァ・アセットマネジメント/2026年7月時点)をもとに、Tracers SCHDのデメリットとメリットを正直に解説します。読み終わる頃には「自分が買うべきかどうか」がスッキリ判断できますよ!

目次

結論|Tracers SCHDが合う人・合わない人

忙しい方のために、先に結論をまとめます!

❌ Tracers SCHDが合わない人

  • 楽天証券をメイン口座にしている人(そもそも買えません)
  • 純資産の大きさ=安心感を重視する人
  • NISAのつみたて投資枠で積み立てたい人(対象外)

✅ Tracers SCHDが合う人

  • SBI証券・マネックス証券・松井証券ユーザー
  • 信託報酬の安さを1円でも追求したい人
  • 楽天SCHD・SBI・SCHDと組み合わせて「毎月分配」を作りたい人(分配月が1・4・7・10月)

Tracers SCHDとは?30秒でわかる基本情報

Tracers SCHDの正式名称は「Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回分配型」。米国の高配当ETF「SCHD」と同じ指数(ダウ・ジョーンズUSディビデンド100)に連動する投資信託です。

正式名称Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回分配型
運用会社アモーヴァ・アセットマネジメント(旧:日興アセットマネジメント)
設定日2025年5月29日
信託報酬年0.10725%(税込)※別途、保有ETFの経費 年0.06%
純資産総額約32億円(2026年7月1日時点)
分配月年4回(1月・4月・7月・10月)
NISA成長投資枠のみ対象(つみたて投資枠は対象外)

ちなみに運用会社の「日興アセットマネジメント」は「アモーヴァ・アセットマネジメント」へ社名変更しています。古い記事だと旧社名のままなので、ここでも情報の鮮度がわかりますね!

「そもそもSCHDって何?」という方は、先にこちらの記事からどうぞ!

Tracers SCHDのデメリット5選【正直に解説】

デメリット①|楽天証券では買えない

これが一番の注意点です!Tracers SCHDの販売会社はSBI証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券など。楽天証券では取り扱いがありません(2026年7月時点)。

私は楽天経済圏で楽天証券をメイン口座にしているので、Tracers SCHDを買うなら別の証券口座が必要になります。楽天証券ユーザーがSCHD系を買うなら、素直に楽天SCHDを選ぶのが自然ですね。

デメリット②|純資産約32億円と小規模(楽天SCHDの約75分の1)

Tracers SCHDの純資産総額は約32億円(2026年7月1日時点)。一方で楽天SCHDは約2,422億円、SBI・SCHDは約2,144億円(いずれも2026年6月時点)。楽天SCHDとは約75倍、SBI・SCHDとも約67倍の規模差があります。

純資産が小さいこと自体がすぐ問題になるわけではありませんが、投資信託には資産規模が育たないと運用を途中で終了する「繰上償還」という仕組みがあります。長期でコツコツ積み立てたい人にとって、規模の安心感で先行2本に劣るのは事実です。

デメリット③|運用実績がまだ1年ちょっとしかない

設定日は2025年5月29日。つまり運用実績は約1年2ヶ月しかありません(2026年7月時点)。指数連動型なので運用の中身は本家SCHDとほぼ同じとはいえ、「実際に指数どおりに運用できているか(トラッキング精度)」を確認できる期間が短いのは、慎重派には気になるポイントです。

デメリット④|分配型なので複利効率は下がる

Tracers SCHDは年4回分配金を出すタイプ。分配金を受け取るたびに約20%の税金が引かれるので(NISA口座なら非課税)、分配金を出さず自動で再投資するインデックスファンドと比べると複利効率は下がります

また、NISAでは成長投資枠でしか買えません。つみたて投資枠でコツコツ積み立てたい人は対象外なので注意してください!「配当をもらう楽しみ」と「複利の効率」はトレードオフの関係なんです。

デメリット⑤|米国での源泉徴収10%は取り戻しにくい

これはTracersに限らずSCHD系投資信託3本すべてに共通する弱点です。米国株の配当には米国内で10%の税金がかかりますが、投資信託経由だと確定申告で取り戻す「外国税額控除」が使えません。本家SCHD(米国ETF)を直接買って確定申告すれば一部取り戻せるので、税効率を極めたい上級者はETF直接投資も検討の余地ありです。

それでもTracers SCHDが選ばれる3つのメリット

デメリットを正直に書きましたが、Tracers SCHDにしかない魅力もちゃんとあります!

Tracers SCHDの3つのメリット
  1. 信託報酬0.10725%は3本の中で最安水準(楽天0.1238%・SBI 0.1227%)
  2. 分配月が1・4・7・10月で、楽天SCHD(2・5・8・11月)・SBI・SCHD(3・6・9・12月)と組み合わせると毎月どこかの分配月が来る形を作れる
  3. SBI証券なら投信保有でポイントが貯まる(投信マイレージ)

特に②は面白い仕組みで、3本とも分配月がキレイにずれているんです。「配当金で生活費の足しにしたい」という配当好きのFIRE民には、3本併用の「自作・毎月分配ポートフォリオ」という選択肢もあります!

ただし信託報酬の差はごくわずか。楽天SCHDとの差は年0.017ポイント程度=100万円投資して年間約165円の違いです。コスト差だけで飛びつくほどの差ではない、というのが私の正直な感想です!

楽天SCHD・SBI・SCHDとの比較表【2026年最新】

Tracers・楽天SCHD・SBI・SCHDの3本比較表
Tracers SCHD楽天SCHDSBI・SCHD
信託報酬(税込)0.10725%0.1238%0.1227%
純資産約32億円約2,422億円約2,144億円
設定日2025年5月2024年9月2024年12月
分配月1・4・7・10月2・5・8・11月3・6・9・12月
楽天証券××
SBI証券×
マネックス証券××

※信託報酬・純資産は2026年6〜7月時点の各社公表値。Tracersは別途ETF経費(年0.06%)がかかります。実質的なコストの詳細は各ファンドの目論見書を、取扱状況は各証券会社の最新情報を購入前に必ず確認してください。

3本の詳しい比較はこちらの記事で徹底解説しています!

Tracers SCHDはどこで買える?おすすめ証券会社

Tracers SCHDが買えるのはSBI証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券など。米国株の情報力・分析ツールも合わせて使いたいなら、マネックス証券が私のおすすめです!

米国株の分析力で選ぶならマネックス証券

Tracers SCHDの取扱あり。銘柄スカウターなど米国株の分析ツールが無料で使えて、クレカ積立のポイント還元も高水準です!

マネックス証券|公式サイトを見る

100年超の老舗で安心感なら松井証券

Tracers SCHDの取扱あり。1918年創業の老舗ネット証券で、サポート品質にも定評があります。

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「私は楽天経済圏だからTracersは買えない…」という方は、無理にTracersを追う必要はありません!同じ指数に連動する楽天SCHDを楽天証券で買えば、実質的にほぼ同じ投資ができます。

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よくある質問(FAQ)

Q1. NISAのつみたて投資枠で買えますか?

買えません。Tracers SCHDは成長投資枠のみ対象です(2026年7月時点)。つみたて投資枠で積み立てたい場合は、eMAXIS Slimシリーズなどの分配金を出さないインデックスファンドが候補になります。

Q2. 「毎月分配化」は具体的にどうやるんですか?

Tracers(1・4・7・10月)+楽天SCHD(2・5・8・11月)+SBI・SCHD(3・6・9・12月)の3本を持てば、毎月どれかの分配月が来る仕組みです。ただし楽天SCHDは楽天証券、SBI・SCHDはSBI証券でしか買えないため、複数の証券口座が必要になる点は注意してください!なお分配金は各ファンドの運用状況によって変動し、支払われない場合もあります。

Q3. 純資産が小さいと、すぐ繰上償還されてしまいますか?

すぐに償還される規模ではありませんが、先行2本と比べて資産の集まりが緩やかなのは事実です。長期積立の軸にするなら、純資産の推移を定期的にチェックするか、規模の大きい楽天SCHD・SBI・SCHDを軸にする方が安心感はあります。

Q4. 本家SCHD(米国ETF)と投資信託、どっちがいいですか?

手間を取らないなら投資信託、税効率と経費率を極めるならETF直接投資です。ETF版は経費率0.06%と最安で外国税額控除も使えますが、ドル転や確定申告の手間がかかります。詳しくは米国高配当ETF比較の記事もどうぞ!

まとめ|Tracers SCHDは「わかって買う」なら悪くない選択肢

📝 この記事のまとめ

  • デメリットは楽天証券で買えない・純資産約32億円・実績約1年など5つ
  • メリットは信託報酬最安水準0.10725%1・4・7・10月分配
  • 3本併用で「自作・毎月分配」ができるのはTracersを含むからこそ
  • 楽天経済圏の人は無理せず楽天SCHDでOK

Tracers SCHDは「後発だからダメ」なファンドではなく、デメリットをわかった上で目的に合えば十分アリな選択肢です。特に分配月のズレを活かした毎月分配化は、配当好きにはワクワクする仕組みですよね!

大事なのは「どの証券口座で、何のために買うか」をセットで考えること。あなたの生活圏(楽天経済圏かSBI経済圏か)に合わせて、無理のない1本を選んでみてください!

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⚠️ 免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。記載の信託報酬・純資産・取扱状況・制度は2026年7月時点の情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。最新情報は各運用会社・証券会社の公式サイトをご確認ください。

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この記事を書いた人

mのアバター m 20代会社員 / FIRE目指し中

20代の普通の会社員です。手取り20万円台からFIREを目指して資産形成中!投資・節約・副業のリアルな記録を発信しています。一緒にFIREを目指す仲間が増えたら嬉しいです。

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