「楽天SCHDの分配金は、いつ・いくらもらえるの?」「買う前に実績を確認しておきたい」——楽天SCHDを検討中の方がまず知りたいのは、決算月と1万口あたりの金額ではないでしょうか。四半期決算型と聞いてはいても、初回からの推移や利回り、いつまでに買えば間に合うのかまでは意外と整理されていません。
そこでこの記事では、運用会社が公開している分配金の履歴をもとに、設定来の分配金を1万口あたりで全て並べ、直近1年間の利回りと100万円を投資した場合の年間受取額まで試算しました。先にひとつだけお伝えすると、直近の2026年8月決算は1万口あたり95円と過去最高です。楽天証券をメイン口座にしている私も、この推移を並べながら思わずワクワクしました!読み終える頃には、自分はいくらもらえそうかまでイメージできるはずです。次回(2026年11月25日)の決算の見通しも、あわせてまとめています。
結論|楽天SCHDの分配金は年4回・直近は1万口あたり95円
💡 この記事の要点
- 分配金は年4回:2月・5月・8月・11月の各25日決算(休業日なら翌営業日)
- 直近の分配金は1万口あたり95円(2026年8月決算で過去最高を更新)
- 直近1年間の合計は360円、分配金利回りは約2.7%
- 受け取るには決算日の前営業日までに約定している必要あり(約定は申込の翌営業日なので、余裕を持った購入が安心)
- 次回は2026年11月25日(水)決算。この記事は決算のたびに実績を更新します
楽天SCHDとは?30秒でおさらい
楽天SCHDの正式名称は「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」。米国の人気高配当ETF「SCHD」に投資する投資信託で、2024年9月18日の設定から純資産約2,584億円(2026年9月11日時点)まで規模を伸ばしているファンドです!
「SCHDそのものを詳しく知りたい」という方は、まずこちらの記事からどうぞ!
分配金はいつもらえる?年間カレンダー
楽天SCHDの決算日は2月・5月・8月・11月の各25日(休業日の場合は翌営業日)。分配金は決算日からおおむね5営業日以内に支払いが始まります(受取コースの場合)。
| 決算月 | 決算日 | 受け取り時期の目安 |
|---|---|---|
| 2月 | 2月25日 | 2月末〜3月上旬 |
| 5月 | 5月25日 | 5月末〜6月上旬 |
| 8月 | 8月25日 | 8月末〜9月上旬 |
| 11月 | 11月25日 | 11月末〜12月上旬 |
ちなみに分配金の受け取り方は「受取型」と「再投資型」から選べます。現金で受け取る楽しみを取るか、再投資で口数を増やすか——ここは投資の目的次第ですね!
分配金の全実績【2025年2月〜2026年8月】
設定来の分配金実績を全部並べてみましょう。じわじわ増配傾向なのがわかります!

| 決算日 | 分配金(1万口あたり・税引前) |
|---|---|
| 2025年2月25日(初回) | 85円 |
| 2025年5月26日 | 70円 |
| 2025年8月25日 | 80円 |
| 2025年11月25日 | 85円 |
| 2026年2月25日 | 90円 |
| 2026年5月25日 | 90円 |
| 2026年8月25日 | 95円(過去最高) |
| 2026年11月25日(次回) | 見通しは次の章へ |
※出典:楽天投信投資顧問「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」の分配金の履歴(2026年8月25日の第7期決算まで/2026年9月22日確認)。金額はすべて1万口あたり・税引前です。分配金は運用状況により変動し、支払われない場合もあります。
2025年5月に70円へ下がった時は「あれ?」と思った方も多いはず。でもその後は80円→85円→90円→90円→95円と増配基調が継続。本家SCHDが「10年以上連続で配当を出し続けている米国企業」を厳選する指数に連動していることを考えると、この傾向は頼もしいですね!
次回(2026年11月25日決算)の分配金の見通し|予想より「レンジ」で考える
次の決算は2026年11月25日(水)です。正直に言うと、分配金の正確な予想は誰にもできません。分配金の額は、委託会社が基準価額の水準や市況動向などを見て決算ごとに決めるもので、支払われない場合もあります。運用会社の月次レポートにも「分配金実績は、将来の分配金の水準を示唆・保証するものではありません」とあります。
そのうえで判断材料を挙げると、直近1年(2025年11月〜2026年8月の4回)の実績は85〜95円で、増配の流れが続いています。前の年の11月決算(2025年11月25日)は85円でした。「この範囲で見込んで、外れても困らない金額で買う」のが現実的な向き合い方だと思います!
🗓️ 11月25日の決算のあとに、この記事を更新します
決算の翌営業日(11月26日)をめどに、実際の分配金を上の表に追加します。2月・5月・8月の決算も、このページで続けて更新していきます。
分配金利回りは何%?
直近1年間(2025年11月〜2026年8月の4回)の分配金合計は360円。基準価額13,146円(2026年9月11日)で計算すると、分配金利回りは約2.7%です。
「本家SCHDそのものの配当利回りより低くない?」と思った方、鋭いです!理由は主に3つあります。まず投資信託では米国での源泉徴収10%が引かれた後の配当が原資になること(日米租税条約では、親子間配当以外の「その他の配当」に対する源泉地国の限度税率が10%と定められています)。次に、運用管理費用などのコストが差し引かれること(交付目論見書に記載された総経費率は年0.19%)。そして、分配金の額は「委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定」するもので、受け取った配当をそのまま全額支払う仕組みではないことです。加えて、基準価額が上がれば利回りの分母も大きくなります。決してファンドが配当をピンハネしているわけではないので、ご安心を!
100万円投資したら年いくら?ざっくり試算
イメージしやすいように、直近実績で試算してみましょう。基準価額13,146円(2026年9月11日時点)で100万円分購入すると約76万口。直近1年の分配実績(1万口あたり360円)が続いたと仮定すると——
💰 試算:100万円投資した場合
約76万口 × 360円(1万口あたり・年間) ≒ 年間約2.7万円(税引前)
四半期ごとに平均で約6,800円が入ってくるイメージです!(直近4回の実績で計算すると、1回あたり6,466円〜7,227円と幅があります)
※あくまで直近実績が続いた場合の概算です。分配金・基準価額は変動するため、将来の受取額を保証するものではありません。
税金はどうなる?NISAなら国内課税は非課税
分配金(普通分配金)には通常20.315%の税金がかかりますが、NISAの成長投資枠で買えば国内課税は非課税になります!(米国での源泉徴収10%はNISAでもかかります)
なお、分配金のうち利益からではなく元本を取り崩して支払われる部分は「元本払戻金(特別分配金)」と呼ばれ、もともと非課税です。ただしこれは実質的に自分のお金が戻ってきているだけなので、多発するようなら注意が必要です。自分の分配金がどちらだったかは、取引報告書や運用報告書で確認できますよ。
いつまでに買えば分配金がもらえる?
分配金を受け取れるのは「決算日の時点で受益者として記録されている人」です。楽天証券は「分配金を受取るには、決算日の前営業日までに約定となるような購入申込が必要です」と案内しており、このファンドの約定日は買付申込日の翌営業日(締切時間15:30)。決算日ギリギリの申込では間に合いません!
⚠️ 注意ポイント
受け取りを逃したくないなら、決算日(25日)の1週間前までを目安に、余裕を持って購入するのが安心です。投信休業日や国内・海外の休場が重なると約定日がずれることがあるためです。正確な締め切りは楽天証券の取引画面と交付目論見書で確認しておきましょう!(2026年9月22日確認)
ただし、ここで大事な視点をひとつ。「分配金のためだけに決算直前に駆け込み購入」しても、決算後は分配金相当分だけ基準価額が下がるので、トータルで見て有利になるとは限りません。長期でコツコツ積み立てるのが王道ですよ!
楽天SCHDはどこで買える?
楽天SCHDは楽天証券の専売ファンド。SBI証券やマネックス証券では買えません。楽天カードのクレカ積立や楽天ポイント投資と組み合わせられるのも、楽天証券ならではの強みです!
「SBI証券やマネックス証券がメイン」という方は、同じ指数に連動するSBI・SCHDやTracers SCHDという選択肢もあります。3本の違いはこちらで比較しています!
よくある質問(FAQ)
Q1. 分配金は必ずもらえますか?
いいえ、保証はされていません。分配金は運用状況によって決算ごとに決まるため、減額やゼロになる可能性もあります。過去実績は参考値として見てください。
Q2. 分配金の再投資はできますか?
できます!購入時に「再投資型」を選べば、分配金が自動で同じファンドの買い付けに回ります。複利効果を重視するなら再投資型、配当を受け取る楽しみ重視なら受取型がおすすめです。
Q3. SBI・SCHDと分配金に差はありますか?
同じ指数(ダウ・ジョーンズUSディビデンド100)に連動するため、長期的な分配水準に大きな差は出にくい設計です。違いは分配月(楽天:2・5・8・11月/SBI:3・6・9・12月)と買える証券会社。両方持って分配月をずらす合わせ技もアリです!
Q4. 毎月分配金を受け取る方法はありますか?
楽天SCHD(2・5・8・11月)+SBI・SCHD(3・6・9・12月)+Tracers SCHD(1・4・7・10月)の3本を組み合わせると、毎月どこかの分配月が来る形を作れます。詳しくはTracers SCHDの解説記事をどうぞ!
📌 分配金を受け取るには楽天証券の口座が必要です
楽天SCHDは楽天証券の専売ファンド。口座開設の手順と、クレカ積立などの最初にやるべき初期設定5つは「【2026年版】楽天証券の始め方|口座開設5ステップ」で画像つきでまとめています。
📌 分配金・配当の「税金」は大丈夫ですか?
米国資産の配当はNISAでも米国側で10%引かれます。外国税額控除が使えるケース・使えないケースは「NISAの米国株配当は10%引かれる?外国税額控除の落とし穴」で整理しました。
まとめ|増配傾向の分配金を長期でコツコツ育てよう
📝 この記事のまとめ
- 分配金は年4回(2・5・8・11月の25日決算)・受け取りは決算から数営業日後
- 全実績:85→70→80→85→90→90→95円と増配傾向(1万口あたり)
- 直近1年の利回りは約2.7%・100万円なら年約2.7万円(税引前)の試算
- NISA成長投資枠なら国内課税ゼロで受け取れる
- 買えるのは楽天証券だけ
楽天SCHDの分配金は、金額こそまだ1万口あたり95円ですが、着実な増配傾向が魅力。四半期ごとに「チャリン」と入ってくる分配金は、FIREを目指す長い道のりのモチベーションにもなってくれます!
私も楽天経済圏の住人として、楽天ポイントを活用しながらコツコツ積み立てを続けていきます。一緒に配当の育つ楽しみを味わいましょう!
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⚠️ 免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。記載の分配金実績は2026年8月25日(第7期)決算まで、基準価額・純資産総額は2026年9月11日、税制は2026年9月22日時点の情報であり、将来の分配金や運用成果を保証するものではありません。最新情報は楽天投信投資顧問・楽天証券の公式サイトをご確認ください。
📚 出典
- 楽天投信投資顧問「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」ファンド情報ページ
- 同ページが読み込む分配金の履歴データ
- 同基準価額・純資産総額の日次データ
- 同 月次レポート2026年8月末
- 同 交付目論見書(使用開始日2026年5月26日)
- 同 請求目論見書・信託約款
- 楽天証券 ファンド詳細ページ
- 国税庁タックスアンサーNo.1330「配当金を受け取ったとき(配当所得)」
- 金融庁「NISAを知る」
- 財務省「日米租税条約のポイント」
- 米国SEC EDGAR:Schwab Strategic Trust「Schwab U.S. Dividend Equity ETF(SCHD)」Summary Prospectus
- SBIアセットマネジメント「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」交付目論見書(「年4回(原則として、3月、6月、9月および12月の各28日。休業日の場合は翌営業日。)決算を行い」)
- アモーヴァ・アセットマネジメント「Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回分配型」特設ページ
🕒 更新履歴:2026年7月31日公開。2026年9月に2026年8月25日(第7期)決算分と9月11日時点の基準価額・純資産総額を反映。2026年9月22日に一次資料へのリンク付き出典を追加し、分配金・基準価額・純資産総額を運用会社の公表データと照合したうえで、免責事項の基準時点(2026年7月時点→本文の実データに合わせて修正)、分配金推移グラフの期間表記(2026年5月→2026年8月)、裏取りできなかった「本家SCHDの配当利回り3%台」という数値の削除、分配金を受け取るための条件(「決算日の時点で受渡が完了している人」→楽天証券と信託約款の記載に合わせて約定ベースの説明に修正)を行いました。2026年10月12日に「楽天SCHDの11月分配金はいくら?」の記事をこの記事に統合して次回決算の見通しの章を追加し、要点の「受け取る条件」を本文(約定ベース)に合わせて修正しました(分配金の実績は運用会社の月次レポート〈2026年8月31日基準〉で再確認)。
🛠 この記事の作り方:1万口あたりの分配金(85円/70円/80円/85円/90円/90円/95円)と各決算日、基準価額13,146円・純資産総額2,584.09億円(いずれも2026年9月11日)は、楽天投信投資顧問が公開しているデータから転記しました。分配金はすべて税引前・1万口あたりの金額です。利回りと受取額はPythonで再計算しています。直近1年=2025年11月25日・2026年2月25日・2026年5月25日・2026年8月25日の4回分の合計360円を2026年9月11日の基準価額13,146円で割ると2.738%(本文では小数第2位を四捨五入して「約2.7%」)。100万円分の口数は1,000,000÷13,146×10,000=760,688口(約76.07万口、本文では「約76万口」)、年間受取額は760,688÷10,000×360=27,384.8円(本文では「約2.7万円」)、1回あたりは平均6,846円で、直近4回の実績で計算すると6,466円・6,846円・6,846円・7,227円と幅があります。いずれも税引前・円建ての概算で、購入時の基準価額が変われば口数も受取額も変わります。分配金の額は委託会社が決算ごとに決めるものなので、この試算は「直近1年と同じ分配が続いた場合」の目安にすぎず、将来の分配金・利回り・基準価額を保証するものではありません。分配金を受け取るための購入期限は、楽天証券のファンド詳細ページの案内と信託約款第39条の定めに基づいて記述しています。本家SCHD自体の配当利回りは、運用会社(Schwab Asset Management)と指数会社(S&P Dow Jones Indices)の公式ページがいずれもHTTP 403で取得できなかったため、本文では数値を挙げていません。

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