新NISA開始から2年半|市場データ・運用戦略・人気銘柄を徹底分析【2026年】

新NISA制度開始から2年半|S&P500累計+25%・オルカン+22%・口座開設1,500万人のリアル市場データ

「新NISAって、もう始まって2年半なんだよね?」 「実際、どれくらい資産が増えたの?」 「20代会社員はどう運用すべきか、最新の振り返りで知りたい!」

そんな疑問を抱えているあなたへ!

20代会社員でFIREを目指し、楽天証券をメインに新NISAを積み立てている私が、2024年スタートの新NISA制度の2年半を振り返り、最新の市場データと運用戦略を徹底分析します!

結論から言うと、新NISA制度開始から2年半、S&P500・オール・カントリーともに堅調な推移を見せています。20代から月3万円を積み立てたケースのシミュレーションでは、すでに含み益+30%超を期待できる水準です!

目次

結論|新NISA 2年半の総括と現在地

先に結論をお伝えします!

2024年1月にスタートした新NISAは、2026年6月時点で2年6ヶ月(30ヶ月)経過しています。市場の主要動向は次のとおりです。

1. S&P500: 2024年初〜2026年6月で累計+82.9%のリターン 2. オール・カントリー: 同期間で累計+81.9%のリターン 3. eMAXIS Slim 系インデックスは引き続き人気(オール・カントリーは「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2025」インデックス部門で第1位) 4. クレカ積立月10万円ルールが定着し、満額活用が標準に 5. 高配当ETF・SCHD連動投信が新たな人気ジャンルに

特に注目すべきは、S&P500・オルカンともに2年半で80%超のリターンを実現したこと。月3万円積立した人なら、すでに含み益が約30万円になっている計算です!

それでは、新NISAの2年半を詳しく振り返っていきましょう!

新NISA制度のおさらい|2024年スタートの全貌

まず、新NISAの基本を簡単におさらいします。

2024年1月にスタートした新NISAは、それまでの旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)を大幅に拡充した制度です。

新NISAの3つの強み

項目内容
年間投資枠360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
非課税保有限度額(生涯投資枠)1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円が上限)
非課税保有期間無期限
売却枠の再利用可能(翌年以降、売却した商品の簿価分が復活)
口座開設期間恒久化
出典:金融庁「NISAを知る(2024年からのNISA)」(2026年9月22日確認)

特に「非課税期間が無期限」「生涯投資枠1,800万円」「売却枠の再利用OK」の3点が、旧NISAから大幅にパワーアップしたポイントです。

20代から始めれば、生涯1,800万円の枠を40年以上にわたって最大限に活用できる計算ですよ!

S&P500・オルカンの2年半リターン推移

「具体的にどれくらい増えた?」が気になりますよね。

新NISAでもっとも人気のインデックスファンドであるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の、2024年初〜2026年6月の累計リターンをまとめます。

S&P500の累計リターン推移(円建て参考値)

年月(月末)基準価額(1万口当たり)2023年12月末からの累計リターン
2023年12月(起点)24,281円―
2024年6月(半年)31,789円約+30.9%
2024年12月(1年)34,182円約+40.8%
2025年6月(1.5年)32,527円約+34.0%
2025年12月(2年)39,535円約+62.8%
2026年6月(2.5年)44,399円約+82.9%
出典:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」各月次レポートの月末基準価額(信託報酬控除後・円建て)から算出。2026年8月末の基準価額は45,408円(2023年12月末比 約+87.0%)

オール・カントリーの累計リターン推移(円建て参考値)

年月(月末)基準価額(1万口当たり)2023年12月末からの累計リターン
2023年12月(起点)20,899円―
2024年6月(半年)26,442円約+26.5%
2024年12月(1年)27,686円約+32.5%
2025年6月(1.5年)27,500円約+31.6%
2025年12月(2年)33,365円約+59.6%
2026年6月(2.5年)38,017円約+81.9%
出典:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」各月次レポートの月末基準価額(信託報酬控除後・円建て)から算出。2026年8月末の基準価額は38,905円(2023年12月末比 約+86.2%)

S&P500の方が若干リターンが高い傾向ですが、差はわずかです。なお、毎月同じ金額を積み立てた場合は買付時期が分散されるため、2024年1月末から2026年6月末までの30ヶ月積立ではオール・カントリー(+35.9%)がS&P500(+33.7%)をわずかに上回りました。

ちなみに、これらは過去実績であり将来を保証するものではありません。ただし、20代から積み立てる長期投資としては、両者ともに有力な選択肢です!

S&P500とオール・カントリーの新NISA開始からの累計リターンを半年ごとに比較した棒グラフ。2026年6月時点でS&P500+25%、オルカン+22%
新NISA開始(2024年1月)から2026年6月までのS&P500・オール・カントリーの累計リターン推移(円建て参考値)

月3万円を2年半積み立てたシミュレーション

「実際、月3万円積み立てたらどうなった?」を試算します。

20代会社員が2024年1月から月3万円を新NISAで積み立てた場合のシミュレーションです。

eMAXIS Slim S&P500を積み立てた場合

項目金額
元本(30ヶ月分)900,000円
評価額(2026年6月末)約1,202,900円
含み益約302,900円(+33.7%)
課税口座なら差し引かれる税額(20.315%)約61,500円
2024年1月末から2026年6月末まで毎月末の基準価額で3万円ずつ買い付け、2026年6月末の基準価額44,399円で評価した場合。約定日を月末とした前提のため実際の結果とは差が出ます

eMAXIS Slim オール・カントリーを積み立てた場合

項目金額
元本(30ヶ月分)900,000円
評価額(2026年6月末)約1,223,300円
含み益約323,300円(+35.9%)
課税口座なら差し引かれる税額(20.315%)約65,700円
2024年1月末から2026年6月末まで毎月末の基準価額で3万円ずつ買い付け、2026年6月末の基準価額38,017円で評価した場合。約定日を月末とした前提のため実際の結果とは差が出ます

2年半で含み益は約30万円。これが新NISAなら全額非課税で受け取れるのが大きなメリットです!

ちなみに、通常口座だと約20.315%の税金がかかるので、約6万円の非課税メリットになります(S&P500を積み立てたケース)。

2026年上半期の市場トレンド3つ

2026年に入ってからの新NISA関連の主要トレンドを3つ整理します。

トレンド①|高配当ETF・SCHD連動投信が人気急上昇

2025年から2026年にかけて、SCHD連動投信(楽天SCHD・SBI-SCHD)が新NISA成長投資枠で大人気になっています。

理由は3つ。

1. 分配金が年4回受け取れる(楽天・SCHDの決算は2月・5月・8月・11月) 2. 楽天・SCHDの直近4回の分配金は1万口あたり合計360円(2026年8月末の基準価額13,967円に対し税引前で約2.6%) 3. 新NISAで配当が非課税

「インデックス積立だけだと退屈」「配当で実感が欲しい」という人に支持され、20代から60代まで幅広く保有者が増えています!

トレンド②|クレカ積立月10万円ルールが定着

2024年3月8日に公布・施行された内閣府令(金融商品取引業等に関する内閣府令)の改正で、クレカ積立で決済できる金額が月10万円(その月の買付代金の合計)までに引き上げられました。

これにより、つみたて投資枠(月10万円)の満額をクレカ積立で完結できるようになり、カードに応じたポイント還元(年120万円の積立なら、還元率0.5%で年6,000円、1%で年1.2万円、3%で年3.6万円)が得られます。

主要な金融機関のクレカ積立還元率は、

  • 楽天証券(楽天カード): 0.5〜2%(ファンドの代行手数料が年率0.4%未満の場合。上記以外の楽天カード0.5%/ゴールド0.75%/プレミアム1%/ブラック2%)
  • SBI証券(三井住友カード): 0〜4%(カードの種類と年間カード利用額で変動)
  • マネックス証券(dカード): 0.2〜3.1%(カードの種類・入会年数・積立額などで変動。dカードは5万円以下1.1%/5万円超7万円以下0.6%/7万円超10万円以下0.2%の段階制)

20代会社員は、自分のメインカードに合わせた金融機関選びが重要ですよ!

トレンド③|NISA口座数は2,800万口座超

金融庁の調査(2026年7月3日公表)によると、NISA口座数は2025年12月末で2,821万口座に達しました。

これは、総務省の人口推計による日本の20歳以上人口(約1億400万人)の約27%にあたります。「投資が当たり前の時代」に近づいていると言えそうですよね!

これから始める人も、決して遅すぎることはありません。「今日が一番のスタートタイミング」です。

20代会社員が今すぐやるべき3つのこと

新NISA制度の2年半の振り返りを踏まえて、20代会社員が今すぐやるべき3つのことをまとめます。

やるべきこと①|つみたて投資枠を月10万円に設定

新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)まで使えます。

20代会社員でも、生活費を見直して月10万円のクレカ積立を実現できれば、生涯投資枠1,800万円を15年で埋められる計算です!

「月10万円は無理」という人は、できる範囲で月3万円〜5万円から始めて、年収アップに合わせて増額するのが現実的です。

やるべきこと②|運用商品は王道のインデックスを選ぶ

迷ったらeMAXIS Slim S&P500 or オール・カントリーを選びましょう。

これらは、

  • 信託報酬(運用管理費用)が年0.05775%以内(オール・カントリー)/年0.08140%以内(S&P500、いずれも税込)と低コスト
  • 長期で安定したリターン実績
  • 長期分散投資の定番

20代の長期積立にはぴったりです!

やるべきこと③|成長投資枠は高配当ETFで攻める

つみたて投資枠を埋めた人は、成長投資枠で高配当ETFや個別株を活用するのがおすすめです。

具体的には、

  • VYM(米国高配当ETF):マネックス証券のNISA口座なら国内取引手数料0円(米国ETF買い放題プログラムの対象22銘柄にVYMは含まれません。売却時には現地取引費用と為替手数料25銭がかかります)
  • 楽天SCHD(連動投信):楽天証券・マネックス証券で取扱
  • SBI-SCHD(連動投信):SBI証券で取扱

配当を再投資すれば、複利効果を活かしやすくなりますよ!

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よくある質問(FAQ)

Q. 新NISA、まだ始めてない人は今からでも間に合う?

A. 十分間に合います! 20代なら運用期間が40年以上残っているので、今日始めても複利の力をフルに活用できます。「今日が一番のスタートタイミング」ですよ!

Q. 月いくらから始めるのが現実的?

A. 無理のない範囲で、月1万円からでもOKです。重要なのは「毎月コツコツ続ける」こと。年収アップに応じて増額していくのが王道です。

Q. 新NISAとiDeCo、どっち優先?

A. 20代会社員は新NISA優先がおすすめです。理由は、新NISAの方が引き出しの自由度が高いから。iDeCoは60歳まで引き出せないので、結婚・出産・住宅購入などのライフイベントに使えません。

Q. 投資信託の価格が下がったらどうする?

A. 積立は継続が基本です。価格が下がった時こそ「安く買えるチャンス」と捉えて、淡々と積み立てを続けてください。これがドルコスト平均法の考え方です!

Q. 新NISAで一括投資はあり?

A. 20代でまとまった資金(100万円超)がある場合のみありです。ただし、相場のタイミングを読むのは難しいので、3〜6ヶ月で分割して入れるのが無難ですよ。

Q. 売却したら枠は復活する?

A. 復活します。新NISAの大きな変更点で、売却した分の生涯投資枠は翌年に復活します。ただし、年間投資枠(360万円)は当年中は復活しないので注意してください。

📌 2027年から始まる「防衛特別所得税」は関係ある?

結論から言うと、投資の税率20.315%は変わりません。ただし復興特別所得税の課税期間が2047年まで10年延長されています。詳しくは「【2027年】防衛特別所得税で投資の税金はどうなる?」で解説しました。

まとめ|2年半の振り返りから見えた新NISAの真価

最後にこの記事の要点をまとめます!

新NISA 2年半の総括

  • S&P500・オルカンは2024年初からの累計で+82%前後のリターン
  • 月3万円積立で含み益約30万円・約6万円の非課税メリット
  • 高配当ETF・SCHD連動投信が新たな人気ジャンルに

20代会社員が今すぐやるべき3つ

1. つみたて投資枠を月10万円(無理なら月3〜5万円)に設定 2. 運用商品は王道インデックス(S&P500・オルカン) 3. 成長投資枠で高配当ETF(VYM・楽天SCHD)も活用

新NISAの主なポイント

  • 生涯投資枠1,800万円
  • 非課税期間無期限
  • 売却枠の再利用OK
  • 制度恒久化済み

20代の今、新NISAの2年半は「複利の力を実感できる入口」でした。これから40年以上の長期戦が待っています。

「始めるなら今日」「続けるならコツコツ」を合言葉に、新NISAでFIREへの第一歩を踏み出してくださいね!

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※本記事は2026年9月22日に確認した公式情報をもとに作成しています。市場データは各ファンドの月次レポートによるもので、累計リターンと積立の試算は2026年6月末基準です(2026年8月末基準の月次レポートまで確認しています)。各種リターンは過去実績であり将来を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事のシミュレーションは特定の銘柄推奨ではなく、過去データに基づく試算です。

📚 出典(いずれも2026年9月22日に確認)

🕒 更新履歴:2026年6月28日公開。2026年9月22日、掲載していた数値を一次資料で取り直し、S&P500・オール・カントリーの累計リターン表、月3万円積立の試算、NISA口座数と人口比、クレカ積立の還元率、信託報酬、VYMの手数料に関する記述を是正したうえで、本出典欄を追加しました。

🛠 この記事の作り方:制度の数値(投資枠・非課税保有限度額・税率・クレカ積立の上限)は金融庁・国税庁・総務省統計局の各ページから転記しました。リターンと試算は、三菱UFJアセットマネジメントが公表する月次レポートの月末基準価額(2023年12月29日から2026年6月30日までの31時点)をPythonに読み込んで計算しています。累計リターンは2023年12月末の基準価額を起点とした変化率、積立の試算は2024年1月末から2026年6月末まで毎月末の基準価額で3万円ずつ買い付け、2026年6月末の基準価額で評価する方法です。各月の基準価額は、月次レポートに載っている前月末比および過去1年・過去6ヵ月の騰落率と突き合わせて検算しました。基準価額は信託報酬控除後・円建てのため信託報酬は反映済みですが、売買手数料・為替手数料・税金は考慮していません。約定日を月末に置いた前提のため、実際の約定日(証券会社ごとに異なります)によって結果は数%前後します。金額は100円未満、率は小数第2位を四捨五入しました。SCHDの配当利回りと増配率、マネックス証券の米国株取扱銘柄数、eMAXIS Slim 系の「人気No.1」は一次資料で確認できなかったため、本文から外すか確認できた実績に置き換えています。いずれも過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。

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この記事を書いた人

mのアバター m 20代会社員 / FIRE目指し中

20代の普通の会社員です。手取り20万円台からFIREを目指して資産形成中!投資・節約・副業のリアルな記録を発信しています。一緒にFIREを目指す仲間が増えたら嬉しいです。

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