「楽天証券で新NISAの積立を始めたけれど、マネックス証券の口座も持つべきなのだろうか」「証券口座を2社に分けると、管理が面倒になるだけではないか」。楽天経済圏で投資を続けている20代の会社員ほど、こう迷うのではないでしょうか。私も楽天証券だけで満足していたはずが、IPO抽選の当たりにくさや米国株の品ぞろえに、正直もどかしさを感じた一人です。
この記事では、楽天証券をメインにしたままマネックス証券を併用している私が、IPOの1人1抽選権の平等抽選・米国株5,000銘柄超・dカード積立という3つの強みを楽天証券と項目別に比べ、新NISAの月10万円積立と特定口座をどう住み分ければよいかまで整理します。読み終えるころには、2社を持つ意味を自分の投資スタイルに照らして判断できるはずです!
この記事では、楽天証券派の私がマネックス証券も使う3つの理由、両社の強みの違い、20代FIRE民におすすめの「併用戦略」を徹底解説します!

結論|楽天証券派でもマネックス証券を持つ価値はある
私のメイン証券口座は楽天証券。新NISAでS&P500の積立をしています。楽天経済圏との連携が抜群で、ポイント還元やツールの使いやすさで気に入っています!
でも、楽天証券だけだともったいないと感じることが出てきました。具体的には:
- IPO抽選で当たりにくいと感じた(配分方法は証券会社ごとに異なる)
- 米国株の銘柄分析ツールに物足りなさを感じる
- クレカ積立の還元率が物足りない
これらを補ってくれるのがマネックス証券。20代から両社を併用することで、FIRE達成への道筋がより太くなりますよ!
マネックス証券を併用すべき3つの理由
理由①|IPOは1人1抽選権の平等な抽選で当選機会が増える
マネックス証券の特徴のひとつが「IPOの平等抽選」。1人1票の抽選方式で、申告株数にかかわらずお客様ごとに1抽選権が付与されます。
一般的な大手証券は「資金力が多い人が有利」になりがちですが、マネックス証券なら20代の少額投資家でも同じ1抽選権として扱われるのがポイント。ただし、申込者数が配分単位数を下回った場合の2単位目以降の抽選では、申込株数が多いほど当選確率が上がるとマネックス証券は説明しています。IPOは初値が公開価格を下回って損失になることもありますが、複数口座で抽選機会を増やすこと自体は取りやすい手です。
理由②|米国株5,000銘柄超で選択肢が豊富
マネックス証券は米国株の取扱銘柄数が5,000超と業界トップクラス。証券会社ごとに取扱銘柄の範囲は異なるため、他社では取り扱いのないマイナーな個別株や中型ETFも購入できます。
なお楽天証券も2022年4月28日に米国株の取扱銘柄が5,000銘柄を突破したと公表しており、銘柄数そのもので大きな差がつくわけではありません。新NISAのインデックス積立は楽天証券で続けつつ、「気になる個別株はマネックス証券で買う」という使い分けが理想的です。米国株専用の銘柄スカウター(分析ツール)も充実していて、初心者でも分析しやすいですよ!
理由③|クレカ積立(dカード)の還元率が高水準
マネックス証券はクレカ積立(dカード)の還元率が高水準!NISA口座での積立なら、dカード GOLDで1.1%、dカード PLATINUMなら3.1%の還元が受けられます(※dカード PLATINUMは年会費29,700円、dカード GOLDは年会費11,000円(いずれも税込)です。3.1%は入会初年度の還元率で、2年目以降は月間のショッピング利用額が20万円以上の月に3.1%、10万円以上20万円未満で2.1%、10万円未満で1.1%になります。積立額の上限は全銘柄合計で月10万円です。なお公式ページでは、2026年12月以降にポイント還元率・進呈条件と年会費の見直しが予告されています)。低コストファンドを一般カードで積み立てた場合の楽天証券(0.5%)と比べると、カード次第で差が出ます。
還元率は将来変わる可能性があるため長期の皮算用は禁物ですが、毎月の積立に対して自動でポイントが付く仕組みは、同じ積立をするなら多くの場合お得です。たとえばNISA口座で月10万円を積み立てた場合、還元率1.1%なら月1,100円相当・年13,200円相当、0.5%なら月500円相当・年6,000円相当で、年7,200円相当の差になります(私の試算です)。
IPOは1人1抽選権の平等抽選、米国株は5,000銘柄超、クレカ積立はNISA口座でdカード GOLD 1.1%・dカード PLATINUM(入会初年度)3.1%。口座開設・維持費は完全無料です!
楽天証券とマネックス証券|強みの違いを徹底比較
| 項目 | 楽天証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|
| NISA積立 | ◎(楽天経済圏連携) | ◎(dポイント連携) |
| 米国株取扱数 | 5,000銘柄超(2022年4月28日に突破と同社公表) | 5,000銘柄超(同社よくあるご質問) |
| IPO抽選方式 | 抽選あり(配分方法は本記事では未確認) | 申告株数にかかわらず1人1抽選権 |
| クレカ積立還元率 | 0.5〜2%(代行手数料 年率0.4%以上/未満の順に、楽天ブラックカード2%/2%、楽天プレミアムカード1%/1%、楽天ゴールドカード1%/0.75%、上記以外の楽天カード1%/0.5%) | NISA口座でdカード GOLD 1.1%/dカード PLATINUM(入会初年度)3.1%。特定口座は積立金額の区分で低下し、dカード GOLDで1.1%→0.6%→0.2% |
| クレカ積立の上限 | 毎月100円〜100,000円(複数ファンドは合計額) | 全銘柄合計で月10万円 |
| 取引ツール | iSPEED | 銘柄スカウター |
| ポイント連携 | 楽天ポイント | マネックスポイント・dポイント |
どちらか1社だけ選ぶのは難しいレベルで、両社それぞれに強みがあります。「両方持って使い分ける」のが現実的な選択です!
20代FIRE民におすすめの併用戦略
戦略①|新NISA積立はメイン口座1本に絞る
新NISAは1人1口座なので、積立用のメイン口座は1社に絞る必要があります。私は楽天証券をメインにして、S&P500とNASDAQ100を合わせて月10万円を積立中(内訳はS&P500が8割、NASDAQ100が2割)。楽天経済圏との連携でポイントもザクザク貯まります!
「楽天経済圏ユーザーは楽天証券、dポイント派はマネックス証券」のように、自分の経済圏に合わせて選ぶのがおすすめです。
楽天経済圏なら楽天証券をメインに!
楽天カードのクレカ積立は毎月100円〜100,000円まで設定でき、還元率は0.5%〜2%です(2%は楽天ブラックカード。一般の楽天カードは、代行手数料が年率0.4%未満のファンドで0.5%、0.4%以上のファンドで1%)。私のメイン口座もここで、新NISAの積立に使っています。
楽天証券|公式サイトで無料口座開設\還元率は2026年9月22日時点の楽天証券公式ページで確認/
戦略②|マネックス証券はIPO・個別株専用に
マネックス証券は「IPO抽選用」「米国個別株購入用」のサブ口座として活用。申告株数にかかわらず1人1抽選権が付与されるIPO抽選に参加しつつ、気になる米国株を買い足す使い方ができます。
ここで注意したいのが資金です。マネックス証券のブックビルディング(需要申告)はあらかじめ入金が必要で、申告相当額のお預り金を用意しておく必要があります。申告している間は、その資金を他の取引に回せません。抽選に外れれば資金は戻るので、待機資金を置いておける範囲であれば、抽選機会を1つ増やす置き場所として使えます。
戦略③|クレカ積立は還元率の高い方で
新NISAの月10万円積立の枠を超える分(特定口座での積立)は、クレカ積立還元率の高いマネックス証券で行うのも有力です。ただし、ここで注意が要ります。先ほどの3.1%・1.1%はNISA口座での還元率です。特定口座では積立金額の区分で率が下がり、5万円以下の部分・5万円超7万円以下の部分・7万円超10万円以下の部分の順に、dカード GOLDで1.1%/0.6%/0.2%、dカード PLATINUM(入会初年度)で3.1%/2.6%/2.2%となります。特定口座で月10万円を積み立てた場合、区分ごとに積み上げると、私の計算ではdカード GOLDが年8,760円相当(0.73%)、dカード PLATINUM(入会初年度)が年32,760円相当(2.73%)です。dカード GOLDは年会費11,000円なので、この使い方だけでは年会費を回収できない計算になります。カードの年会費と普段の利用額まで含めて考えてください。
「新NISA分は楽天証券」「特定口座のクレカ積立はマネックス証券」という住み分けが、20代FIRE民には使いやすい形です!

複数口座のメリット・デメリット
メリット
- 各社の強みを使い分けられる(IPO・米国株・ツール等)
- システム障害時のリスク分散(一方止まっても取引可能)
- IPO当選チャンスが増える(各社で申込可能)
- キャンペーン特典を各社で受けられる
デメリット
- 口座管理がやや煩雑になる
- 確定申告時に集計の手間が増える
- パスワード等の管理項目が増える
ただし、各証券会社は「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば確定申告は基本不要。資産管理はマネーフォワード MEなどの家計簿アプリで一元管理できるので、デメリットは思ったより小さいです!
マネックス証券の口座開設手順|5ステップで完了
ステップ①|公式サイトから申込
マネックス証券の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリック。口座開設・維持費は完全無料。20代でも問題なく開設できます。
ステップ②|本人確認書類のアップロード
マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)を撮影してアップロード。スマホからオンライン完結で郵送のやり取りも不要です。
ステップ③|口座種別を選ぶ
会社員の方は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのが基本。確定申告不要で楽です。
ステップ④|開設完了(最短翌営業日)
審査完了後、最短翌営業日にログイン情報が届きます。あとは初期設定とクレカ積立設定を済ませれば完了!
ステップ⑤|入金してまずはIPO抽選から
口座開設後、少額入金(10万円程度)してまずはIPO抽選に挑戦するのがおすすめ。抽選に外れても費用はかからないので、気軽に証券投資の感覚が掴めます!
よくある質問(FAQ)
- 複数の証券口座を持つのは違法ではないですか?
全く問題ありません。証券口座の複数保有は合法です。ただし、新NISA口座は1人1口座のみという制限があるので、新NISAは1社に集約する必要があります。一般口座・特定口座は何社で開設してもOKです。
- 楽天証券からマネックス証券への切り替えはできますか?
新NISA口座は毎年金融機関を変更可能です(手続きが必要)。ただし、変更したい年のNISA口座ですでに上場株式等の受入れ(買付)をしている場合、その年分の変更はできず翌年からになります。手続きは、変更したい年の前年10月1日からその年の9月30日までに、いま口座がある金融機関へ「金融商品取引業者等変更届出書」を提出する必要があります。途中切替は手間が大きいので、最初によく検討して選ぶのがおすすめです。
- マネックス証券のクレカ積立、何のカードがおすすめ?
還元率を最大化するならdカード PLATINUMがおすすめ(最大3.1%還元)。dカード GOLDはNISA口座で1.1%、通常のdカードは積立金額5万円以下の部分が1.1%(5万円超7万円以下は0.6%、7万円超10万円以下は0.2%)です。年会費や利用額とのバランスで選びましょう。dポイントを活用している方は特にメリットが大きいですよ!
- SBI証券も併用すべき?
「楽天証券+マネックス証券」の組み合わせで十分FIRE民の機能をカバーできます。SBI証券を追加するとさらに選択肢が広がりますが、管理コストとのバランスを考えて2社で運用するのが現実的です。
📌 dカード積立の還元率と始め方
マネックス証券のdカード積立は月10万円まで・最大3.1%(条件あり)。カード別の還元率と設定手順は「dカード積立×マネックス証券|還元率と始め方」で整理しました。
まとめ|楽天証券派こそマネックス証券を併用しよう
この記事のポイントをまとめると:
- 新NISA積立は楽天証券をメインに、サブでマネックス証券を持つのが20代FIRE民には使いやすい
- マネックス証券の3大強み:IPOは申告株数にかかわらず1人1抽選権、米国株は5,000銘柄超、クレカ積立はNISA口座でdカード PLATINUM(入会初年度)3.1%・dカード GOLD 1.1%
- システム障害時のリスク分散・IPO当選チャンス増加で「持つだけ」でもメリット大
- 口座開設・維持費は完全無料。複数口座のデメリットはマネーフォワードMEで一元管理すれば気にならない
- 新NISA口座は1人1口座だが、特定口座は何社開設してもOK
FIRE達成までの長い道のりで、「いいとこ取り」できる選択肢を持っておくことは大きな武器になります。楽天証券派の方こそ、サブとしてマネックス証券を持っておくのがおすすめですよ!
口座開設・維持費は完全無料。スマホから5分で申込完了、最短翌営業日に開設可能です!
📚 出典
- 国税庁「NISA口座の新規開設又は変更に関する手続等について」
- 国税庁タックスアンサーNo.1476「特定口座制度」
- 金融庁 NISA特設ウェブサイト
- 楽天証券「楽天カードクレジット決済のポイント還元率」
- 楽天証券「クレカ積立(楽天カードクレジット決済)」
- 楽天証券 お知らせ 2022年4月26日
- 楽天証券 お知らせ 2024年4月19日
- 楽天証券「米国株式 取扱銘柄」
- ドコモのNISA by マネックス証券「dカード積立」
- マネックス証券 よくあるご質問「米国株の取扱銘柄を教えてください。」
- マネックス証券 よくあるご質問「ブックビルディング抽選方法」
- マネックス証券 よくあるご質問「申込株数を増やせば当選確率は上がりますか?」
- マネックス証券 よくあるご質問「ブックビルディングを申込するには、あらかじめ入金が必要ですか?」(あらかじめ入金が必要)
- マネックス証券 よくあるご質問「口座の開設や管理に費用はかかりますか?」
- マネックス証券 よくあるご質問「取引はいつから可能ですか?」
🕒 更新履歴:2026年5月公開。2026年9月22日に国税庁・金融庁・楽天証券・マネックス証券の一次資料で全数値を取り直し、楽天証券の米国株取扱銘柄数(約4,500銘柄→5,000銘柄超)、dカード(一般)の還元率(1.0%→1.1%)、楽天カードの「最大2%」が楽天ブラックカード限定である点、NISA口座の金融機関変更の条件、特定口座でのdカード積立の実際の還元率、マネックス証券のIPO申込には事前入金が必要である点を是正し、「完全平等抽選」という未確認の表記を公式の説明に置き換えたうえで、この出典ブロックを追加しました。
🛠 この記事の作り方:制度と各社サービスの数値は上記の一次資料から直接転記しています。楽天証券の還元率表は縦方向の結合セルを含むため、HTMLの結合指定を展開して格子に戻したうえで読み取りました。dカード積立の還元率は、公式ページのポイント付与条件(「100円につき◯ポイント」+「1,000円ごとに1ポイント」)からPythonで率を復元して照合しています(100円につき3ポイント=3.0%、1,000円ごとに1ポイント=0.1%、合計3.1%。dカード GOLDとdカード(一般)は1.0%+0.1%=1.1%)。特定口座で月10万円を積み立てた場合は、最大値をそのまま使わず、5万円以下/5万円超7万円以下/7万円超10万円以下の区分ごとの率を積み上げて計算しました(dカード GOLDで730円相当=0.73%、dカード PLATINUM入会初年度で2,730円相当=2.73%)。年間のポイントは「月10万円×12か月×還元率」で算出し、円未満は四捨五入、率は小数第2位で四捨五入しています。保証しないこと:還元率・取扱銘柄数・IPOの取扱方針・ポイント付与条件は各社の判断で変わります。とくにdカード積立は、公式ページで2026年12月以降にポイント還元率・進呈条件と年会費の見直しが予告されています。ポイントの付与条件はカードの利用状況や契約プランでも変わります。本記事は特定の口座や商品の取得を勧めるものではなく、将来の利益を保証するものでもありません。本記事で裏取りできなかった前提:両社の現時点の正確な米国株取扱銘柄数(公表は「5,000超」「5,000銘柄突破」までで、しかも集計の基準が同じとは限りません)、マネックス証券が用いるとされる「完全平等抽選」という表記そのもの(同社のIPO抽選方法の解説ページは取得できず、申告株数にかかわらず1人1抽選権であることのみ、よくあるご質問で確認しました)、預り資産の多寡が当選確率に影響しないこと、楽天証券のIPOの配分方法、楽天証券の口座開設・維持にかかる費用と開設までの日数、両社のiDeCoの商品ラインアップ、マネックスポイントとdポイントの交換条件、iSPEEDと銘柄スカウターの機能評価(私の主観です)。これらは概算・一般的な説明として読み、実際の条件は各社の公式ページでご確認ください。
