【2026年9月更新】moomoo証券で口座を開くべき?5つの強みと行政処分の注意点
🚨【重要追記・2026年9月22日】業務停止命令は9月18日に満了、9月24日から新規口座開設の受付が再開されます
2026年6月5日、証券取引等監視委員会(SESC)がmoomoo証券に対して行政処分を求める勧告を行いました。勧告で指摘されたのは、NISA対象外の米国ETF・ETN 計77銘柄をNISAの対象商品と告げて販売し、うち25銘柄を59顧客が売買したこと(その後さらに1顧客が1銘柄を買い付け)、顧客対応が「著しく杜撰」であること、令和6年(2024年)4月以降国内上場株式の他社への出庫(移管)申請を受け付けていなかったこと、口座開設を謝絶等した延べ1,531顧客について疑わしい取引の該当性を検討・判断していなかったこと、システムリスク管理の不備などです(出典:証券取引等監視委員会「検査結果に基づく勧告について(令和8年6月5日)」)。
2026年6月19日、関東財務局が行政処分を出しました。①一部業務停止命令(令和8年6月19日から同年9月18日まで、新規の口座開設に係る勧誘及び受付業務の停止)②業務改善命令(経営陣を含む責任の所在の明確化、NISA対象商品の適正性検証、入出庫申請を一律に受け付けていない状況の早期是正、疑わしい取引の届出の必要性の判断、システムリスク管理態勢の充実強化など7項目)。同社は令和8年7月21日までに業務改善計画を書面で報告し、以後も四半期末経過後15日以内を期限として進捗を報告することとされています(出典:関東財務局「moomoo証券株式会社に対する行政処分について」2026年6月19日)。
その後の動きとして、2026年8月26日に東京証券取引所・大阪取引所がいずれも戒告の処分を行い業務改善報告書の提出を請求(出典:日本取引所グループ「moomoo証券株式会社に対する処分等について」2026年8月26日)、2026年9月16日に日本証券業協会が処分および勧告を行いました(出典:日本証券業協会「協会員処分」)。同社の発表によれば内容は勧告および過怠金5,000万円の賦課で、いずれも同一事案に対する処分であり新たに発覚した問題に基づくものではないとしています(出典:moomoo証券「日本証券業協会による処分について」2026年9月16日)。業務停止命令の期間は9月18日に満了し、同社は9月24日から新規口座開設の申込受付を順次再開すると公表しています(出典:moomoo証券「新規口座開設受付等の順次再開について」2026年9月18日)。
本記事の機能面の解説は2026年5月時点の情報をもとに書いたもので、2026年9月22日に各社公式サイトの数値へ是正しました。口座開設を検討する場合は、受付再開後の改善状況と四半期ごとの報告内容を確認したうえで判断してください。
「最近よく広告で見るmoomoo証券、ぶっちゃけアリなの?」 「米国株を本気でやるなら口座を開くべき?」 「楽天証券をメインで使ってるけど、サブで持つ意味あるの?」
そんな疑問を持っているあなたへ!
20代会社員で楽天証券をメインに新NISAを運用している私が、米国株のサブ口座としてmoomoo証券を選んだ理由と、いま起きていることを整理します!
結論から言うと、機能面では米国株のサブ口座として確かに強いです。ただし2026年6月5日にSESC(証券取引等監視委員会)から行政処分を求める勧告が出たため、今は「開設を急がず、行政処分後の改善対応を確認する」のが私の判断です。
結論|機能は魅力的、ただし行政処分後の改善対応を見てから判断したい
先に結論をお伝えします。
moomoo証券の機能は「米国株を本気でやりたい20代FIRE民」のサブ口座として確かに魅力的です。ただし、2026年6月19日に関東財務局から行政処分(3か月の新規口座開設の勧誘・受付停止と業務改善命令)が出たため、新規開設は改善対応を確認してからをおすすめします。
機能が評価されてきた理由は単純で、米国株まわりだけ見ると、楽天証券・SBI証券・マネックス証券にもない強みが揃っているから。
- 米国株 約6,000銘柄(moomoo証券公式サイト・2026年8月10日時点)
- NISA口座なら米国株取引手数料0円
- 為替手数料は手動両替なら無料(多通貨買付・自動両替は1ドルあたり25銭)
- 5大投資AIで銘柄分析が驚くほどラク
- 1米ドル(約150円)から米国株が買える「micro米国株」
私自身、メインは楽天証券のまま、米国株の個別株とAI分析だけmoomoo証券を使うという二刀流を組んできました。だからこそ、今回の処分勧告は他人事ではありません。機能の強みと運営のリスク、両方を知った上で判断してほしいんです。
それでは、moomoo証券が評価されてきた5つの強みを、ひとつずつ深掘りしていきます!
開設を検討していた人は、まず勧告の内容を確認!
何が起きたのか・moomoo口座をすでに持っている人がやるべきことを、速報記事で10分でわかるようにまとめています。
速報記事を読む|SESC処分勧告の全貌\違反5項目と口座保有者の対応を解説/
moomoo証券が評価されてきた5つの強み
私が実際に使って「これは強い」と感じたポイントを、優先度順にお伝えします!
強み①|米国株7,000銘柄×NISAで取引手数料0円
moomoo証券の強みとしてよく挙げられるのが米国株の取扱銘柄数の多さです。
| 証券会社 | 米国株取扱銘柄数 | 根拠 |
|---|---|---|
| moomoo証券 | 約6,000銘柄 | 同社公式サイト・同社調べ2026年8月10日時点 |
| マネックス証券 | 約5,000〜6,000銘柄 | 参考値(公式サイトを取得できず) |
| SBI証券 | 約5,000銘柄 | 参考値(公式サイトで本数を確認できず) |
| 楽天証券 | 約5,300銘柄 | 参考値(公式サイトで本数を確認できず) |
(※moomoo証券の銘柄数は同社公式サイトの記載で2026年8月10日時点。マネックス証券・SBI証券・楽天証券の銘柄数は各社公式サイトで本数の明示を確認できなかったため参考値です)
数字だけ見ると「数百銘柄の差じゃん」と思うかもしれません。でも私の実感としては、マイナー銘柄を買おうとした時に「ある」と「ない」では大きな差です。
たとえば最近話題のAI関連の新興銘柄、私が試しに楽天証券で検索したら取扱なし。moomoo証券では普通に買えました。「気になる銘柄をすぐ買える」って、地味だけど効いてくるんですよね!
しかもNISA成長投資枠での米国株取引手数料は0円。これは楽天・SBIも同じですが、moomoo証券もちゃんと張り合えています。
⚠️ただし、ここで大事な注意があります。今回のSESC処分勧告の発端は、まさに「NISA対象外の商品を対象と表示していた」問題です(77銘柄・59人の顧客が誤って売買)。どの証券会社を使うにしても、NISA口座で商品を買う時は画面表示を鵜呑みにせず、投資信託協会の対象商品リストなどで自分でも確認するクセをつけましょう。
強み②|24時間取引対応で時間外の値動きを逃さない
これはmoomoo証券の目玉機能です。
国内では珍しい24時間リアルタイム取引に対応していて、対象は約5,000銘柄です(moomoo証券公式サイト。銘柄数は同社調べ・2026年8月10日時点)。
普通の証券会社だと、米国市場は日本時間で23:30〜翌6:00(サマータイム期間は22:30〜翌5:00)しか取引できません。日中に「アップルが決算で動いた!」と思っても、夜まで待つしかない。
moomoo証券なら日中でも米国株が買える・売れる。これは決算シーズンや雇用統計の発表時に効いてきます。
もちろん、24時間取引には流動性のリスクもあります(取引参加者が少ない時間帯はスプレッドが広がりやすい)。でも「時間外でも対応できる選択肢を持っている」だけで安心感が違います!
強み③|為替手数料は手動両替なら無料
地味ですが、積み重なると効いてきます。
moomoo証券の米ドルのリアルタイム(手動)両替は、為替手数料が無料です(別途スプレッドの目安が1ドルあたり3銭。円を含む多通貨買付と外貨→円の自動両替は1ドルあたり25銭)。
| 米ドル為替手数料(片道) | 適用条件(確認できた範囲) | |
|---|---|---|
| moomoo証券 | 0銭(リアルタイム=手動両替)/25銭(多通貨買付・自動両替) | 手動両替は無料だがスプレッドの目安が1ドルあたり3銭。円を含む多通貨買付と外貨→円の自動両替は25銭(同社ヘルプセンター) |
| SBI証券 | 0銭(リアルタイム為替取引) | インターネットコースのお客さま対象・2023年12月1日から片道25銭→0銭。住信SBIネット銀行連携の外貨入出金サービス経由は6銭、円貨決済(定時為替取引)は無料化の対象外 |
| 楽天証券 | 0銭(リアルタイム為替取引)/25銭(円貨決済) | リアルタイム為替は2023年12月4日8:00注文分から片道3銭→0銭。米国株式取引の円貨決済は無料化の対象外で、為替手数料±25銭を含むレートで計算 |
| マネックス証券 | 0銭(買付時のみ) | 参考値(公式サイトを取得できず、適用条件を確認できませんでした) |
(※moomoo証券はヘルプセンター「為替手数料はかかりますか」、楽天証券・SBI証券は各社の公表資料にもとづきます。マネックス証券は公式サイトを確認できなかったため参考値です)
楽天証券で米国株を円貨決済で買う場合、為替手数料が片道25銭かかります。1米ドル=150円で計算すると、100万円分の米国株を買うと約1,667円(100万円÷150円×0.25円)。10回繰り返すと約1.7万円です。積み重なると気になる金額ですよね。
moomoo証券はリアルタイム(手動)両替を使えば、買う時も売る時も為替手数料はかかりません(別途スプレッドの目安が1ドルあたり3銭)。ただし円を含む多通貨買付や自動両替では1ドルあたり25銭がかかるので、どの方法で両替するかを確認しておきましょう。なお同社は「為替手数料は定期的に見直しを行っており、今後有料となる可能性がございます」と注記しています。
強み④|5大投資AIで銘柄分析の手間が減る
ここがmoomoo証券の「未来感」を一番感じる部分です。
moomoo証券には5つのAI投資ツールが搭載されています。ただしAI銘柄分析・AIチャート予測・AIチャートパターンは会員レベルV3が対象で、AIアシスタントの利用回数もメンバーシップのランクに応じて設定されます。
- moomoo AIアシスタント(決算情報の要約・専門用語の解説・リサーチの補助)
- AI銘柄分析(銘柄の多角的な分析)
- AIチャート予測(チャートにもとづく予測の表示)
- AIチャートパターン(チャートパターンの検出)
- AI自動翻訳・要約(英語資料の日本語への翻訳と要約)
正直、最初は「AIっていっても精度どうなの?」と疑っていました。でも実際に使ってみると、英語の決算資料が瞬時に日本語要約されるだけでも、調べる手間はかなり減りました。
特に英語が苦手な私のような人には助かる機能です!
注意点として、AIの予測はあくまで参考値で、投資判断は自己責任です(運用成果を保証するものではありません)。でも「分析の補助ツール」としては、ものすごく便利です!
強み⑤|micro米国株なら1ドル(約150円)から始められる
最後の強みは、少額からスタートできること。
moomoo証券の「micro米国株」は、1株未満(0.0001株単位)から米国株が買えるサービスです。
- アップル株1株を買うのに約3万円必要 → micro米国株なら150円から
- アマゾン株1株を買うのに約3.5万円必要 → micro米国株なら150円から
- エヌビディア株1株を買うのに約2万円必要 → micro米国株なら150円から
しかも新NISA成長投資枠でも買付可能。
「いきなり大金を入れるのは怖い」「とりあえず気になる銘柄を1ドルから試したい」という初心者には、始めやすい設計です!
私も最初は1ドルずつ複数銘柄に分散して、感覚をつかむところから始めました。失敗してもダメージが小さいので、本当に勉強しやすいです!
正直に言うとmoomoo証券のデメリット3つ+処分勧告リスク
メリットばかり並べても怪しいので、デメリットも正直に書きます!
デメリット①|投資信託の取扱が647本と少なめ
これが機能面で一番大きな弱点です。
| 投資信託本数 | 根拠 | |
|---|---|---|
| SBI証券 | 約2,550本 | 参考値(公式サイトで本数を確認できず) |
| 楽天証券 | 約2,550本 | 参考値(公式サイトで本数を確認できず) |
| moomoo証券 | 647本 | 同社ヘルプセンター「【投資信託】取扱銘柄」・2026年7月13日時点 |
「つみたてNISAで色々な投信を選びたい」「マイナー投信を買いたい」という人には全然足りません。
ただし、eMAXIS Slim・楽天VTI・SBI・V・S&P500など主要インデックス投信は揃っているので、「定番だけ買えればOK」な人は問題なし!
デメリット②|クレカ積立・iDeCo・IPO非対応
これも結構痛い弱点です。
- ❌ クレカ積立(楽天/SBI/マネックスは対応)
- ❌ iDeCo(楽天/SBI/マネックス/松井は対応)
- ❌ IPO投資(楽天/SBI/マネックスは対応)
新NISAのクレカ積立で「楽天カード×楽天証券のポイント還元」(還元率はカードの種類と対象ファンドの代行手数料により0.5%〜2%)みたいなことはmoomoo証券ではできません。
iDeCoも別の証券会社(松井証券iDeCoがおすすめ)で開設する必要があります。
デメリット③|独自ポイント還元プログラムなし
楽天証券なら楽天ポイント、SBI証券ならVポイントが貯まりますが、moomoo証券には独自のポイント還元プログラムがありません。
ただし、口座開設キャンペーンでは現金や米国株プレゼントの特典があったりするので、開設タイミングを狙えばそれなりにお得です。
そして最大のリスク|SESC処分勧告と内部管理態勢の問題
2026年9月22日時点でも、機能のデメリット以上に重いのがこれです。行政処分は6月19日に確定し、業務停止命令の期間は9月18日に満了しました。さらに8月26日に東京証券取引所・大阪取引所の戒告、9月16日に日本証券業協会の勧告と過怠金5,000万円の賦課が続いています。
SESCの検査では、NISA虚偽表示のほかにも、顧客対応が「著しく杜撰」、国内株の他社への移管(出庫)申請を一律に受け付けていない、疑わしい取引の確認を延べ1,531顧客分検討していない、システム管理の不備など、運営の根幹に関わる問題が指摘されました。
手数料や銘柄数は「数字で見える差」ですが、内部管理態勢は「困った時に守ってもらえるかの差」。今回の勧告で、この見えない部分に重大な課題があると指摘されたことは、口座選びにおいて無視できません。詳細は速報記事で解説しています。
moomoo vs 楽天 vs SBI vs マネックス【4社比較表】
主要4社を米国株まわりだけで比較しました!
| 比較項目 | moomoo証券 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|---|---|
| 米国株銘柄数 | 約6,000※1 | 約5,300※2 | 約5,000※2 | 約5,000〜6,000※2 |
| 米国株手数料(NISA) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円※2 |
| 為替手数料(片道) | 0銭(手動両替)/25銭(多通貨買付・自動両替) | 0銭(リアルタイム為替)/25銭(円貨決済) | 0銭(リアルタイム為替)※3 | 0銭(買付のみ)※2 |
| 24時間取引 | ◯(対象 約5,000銘柄※1) | × | × | × |
| AI分析機能 | ◯(一部は会員レベルV3対象) | × | × | × |
| micro米国株(1ドル〜) | ◯(金額指定1米ドル・数量指定0.0001株から※1) | × | × | × |
| 投資信託本数 | 647※4 | 約2,550※2 | 約2,550※2 | 約1,800※2 |
| クレカ積立 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
| iDeCo | × | ◯ | ◯ | ◯ |
| IPO | × | △ | ◯ | ◯ |
| ポイント還元 | × | 楽天ポイント(クレジットカード積立は0.5〜2%) | Vポイント | dポイント等 |
(※1 moomoo証券公式サイト。銘柄数・micro米国株は同社調べ2026年8月10日時点。※2 各社公式サイトで本数や条件の明示を確認できなかったため参考値。※3 SBI証券2023年11月30日付プレスリリース。※4 moomooヘルプセンター「【投資信託】取扱銘柄」2026年7月13日時点)
※SBI証券の0銭は、インターネットコースのお客さまを対象とした「リアルタイム為替取引」の米ドル/円手数料(2023年12月1日から片道25銭→0銭)。住信SBIネット銀行と連携した外貨入出金サービス経由は片道6銭で、米ドル建て外国株式の円貨決済は「定時為替取引」となり無料化の対象外です
結論:機能だけ見れば米国株はmoomooが強く、投信メインなら楽天/SBI、バランス型ならマネックス。ただし2026年9月時点では、moomooには上記の機能比較に表れない行政処分という大きなマイナス要素があることを忘れないでください(業務停止命令は9月18日に満了し、9月24日から新規口座開設の受付が再開されます)。

moomoo証券はどんな人におすすめ?タイプ別診断
米国株メインで攻めたい人 → 機能面では有力、ただし処分後の対応を確認
「メインは米国株で個別株や高配当ETFを攻めたい」「気になる海外銘柄をすぐ買いたい」という人にとって、機能だけ見ればmoomoo証券は有力な候補です。ただし今は処分勧告への対応を見極めてからが安心です。
AI分析を使ってみたい人 → moomoo証券ならではの領域
「銘柄分析が苦手」「英語の決算資料が読めない」という人にとって、AI機能は他社にない魅力です。口座開設・維持費は無料なので、状況が落ち着いてからお試しで触ってみる価値はあります!
つみたて投信1本で十分な人 → 楽天証券/SBI証券で十分
「新NISAのつみたて投資枠でeMAXIS Slim S&P500を月10万積立してたら十分」という人は、わざわざmoomooを開設する必要なしです。楽天証券かSBI証券のメイン1社で完結します。
楽天証券派・SBI派の私のような人 → 併用は便利、ただし新規は処分後に判断
私のように「メインはポイント還元と投信のために楽天証券、米国株とAIだけmoomoo証券で」という二刀流は使い勝手の面で確かに便利でした。ただし、これから新規開設する人は関東財務局の行政処分(2026年6月19日)後の改善対応を確認してからの判断を強くおすすめします。
楽天証券派の私がmoomoo証券を「サブ口座」にしてきた理由
私は楽天経済圏ユーザーで、新NISAのつみたて投資枠は楽天証券をメインにしています。楽天カードのクレカ積立でポイント還元を受けながら、eMAXIS Slim S&P500を積み立て中です(還元率はカード種類により0.5〜2%・2026年6月時点)。
じゃあなぜmoomoo証券もサブで使ってきたのか?理由は3つあります。
1. 米国個別株は別口座で管理したい 楽天証券で投信、moomooで米国個別株、と用途を分けることで、運用ポートフォリオの可視化がラクになります。
2. 為替手数料の差が地味に効く 米国株を100万円買って50万円分売却すると、楽天証券の円貨決済(片道25銭)では1米ドル=150円換算で合計約2,500円。moomoo証券はリアルタイム(手動)両替なら為替手数料0円ですが、円を含む多通貨買付や自動両替では1ドルあたり25銭がかかります。差は小さくありませんが、条件を揃えて比べる必要があります。
3. AI分析機能を試したい 他社にない機能は、まず触ってみると違いが分かります。AI分析の使い心地を体験できるだけでも発見がありました。
「メイン1社・サブ1社」の併用戦略自体は、今も有効だと思っています。ただしサブ口座の選定基準に「機能」だけでなく「内部管理態勢」を入れるべきだというのが、今回の処分勧告から得た教訓です。
moomoo証券の口座開設手順5ステップ(参考)
口座開設は公式サイトまたはmoomooアプリからオンラインで申し込めます(完了までの所要日数は同社の最新の案内をご確認ください)。※繰り返しになりますが、今は処分の行方を見極めてからの開設が私のおすすめです。「いずれ開設する時」の参考として、私が実際にやった手順を紹介します!
ステップ①|公式サイトから申込 moomoo証券公式サイトで「口座開設」をクリック。メールアドレスと電話番号で登録します。所要時間:約3分。
ステップ②|本人確認書類のアップロード マイナンバーカード(または運転免許証+通知カード)をスマホで撮影してアップロード。所要時間:約5分。
ステップ③|口座種別を選ぶ 「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのが20代会社員には一番ラク(自動で税金計算してくれる)。NISA口座も同時に申し込めます。所要時間:約3分。
ステップ④|審査完了(最短翌営業日) 申込内容に不備がなければ、最短翌営業日に審査完了メールが届きます。
ステップ⑤|入金して米国株デビュー ログインして入金。1ドルからmicro米国株を試してみましょう!
合計の所要時間は申込だけなら10分程度です。
よくある質問(FAQ)
Q. moomoo証券は怪しい会社じゃないの?
A. 「無登録の怪しい業者」ではありません。moomoo証券(正式名:moomoo証券株式会社)は、ナスダック上場のFutu Holdings Limitedの日本法人で、日本の金融商品取引業者として正式に登録されています(関東財務局長(金商)第3335号)。預かり資産の分別管理や投資者保護基金への加入も、他のネット証券と同じ制度の下にあります。
ただし、2026年6月5日にSESC(証券取引等監視委員会)から行政処分を求める勧告を受けました。NISA対象外商品の虚偽表示や「著しく杜撰」と指摘された顧客対応など、勧告では内部管理態勢に重大な問題があると指摘されています。制度上の登録と実際の運営品質は別問題なので、「安全性は他社と同じ」と断言できる状況ではありません。最新の改善対応を公式発表で確認してください。
Q. NISA口座は楽天証券/SBI証券と併用できる?
A. NISA口座は1人1社のみなので、同時に複数社で持つことはできません。ただし「moomooにNISA口座を移管」または「翌年から証券会社を変更」することは可能です。
私のおすすめは「NISAは楽天/SBIのメイン口座、moomooは特定口座で米国個別株専用」という分け方です!
Q. 楽天証券から米国株をmoomoo証券に移管できる?
A. 米国株は基本的に証券会社間の移管不可です(国内株は可能)。移管したい場合は一度売却して、moomoo証券で買い直す必要があります。
その際は税金がかかるので、含み益が大きい場合は慎重に判断してくださいね!
⚠️さらに重要な注意点として、今回の処分勧告では「国内株について、他社への出庫(移管)申請を一律に受け付けていない」ことも指摘されました(2024年4月以降)。つまり「moomooに入れた資産を外へ動かしにくい」状態が実際にあったということです。改善が確認されるまで、資産の集中は避けるのが無難です。
Q. moomoo証券で楽天SCHDや本家SCHDは買える?
A. 残念ながら楽天・SCHD(楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型))の販売会社は楽天証券のみ、いわゆるSBI・SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)/愛称:S・米国高配当株式100)の販売会社はSBI証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券の3社なので、moomoo証券では買えません。
また、本家のSCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)もmoomoo証券では取扱がありません(2026年5月時点・公式サイト)。SCHDをやりたい人は、楽天SCHDなら楽天証券、SBI・SCHDならSBI証券での口座開設が必要です。
moomoo証券で買える米国高配当ETFとしては、VYM・HDV・SPYDなどがあるので、こちらを検討してみてください!
Q. 運営会社はどこ?信頼できる?
A. moomoo証券の親会社は、ナスダック上場のFutu Holdings Limited(NASDAQ: FUTU)です。香港・米国・シンガポール・オーストラリア・日本でサービス展開しており、グローバル登録ユーザー数は約3,000万人に達しています(2026年3月31日時点で3,020万人・前年同期比14.9%増。Futu Holdingsの2026年第1四半期決算発表、米国証券取引委員会EDGAR提出のForm 6-K添付資料)。
世界的に見ても大手の証券グループです。ただし規模の大きさと運営品質は別問題であることが、今回の処分勧告で明らかになりました。グループとしての体力はあるので、ここからの改善対応をしっかり見届けましょう。
🏦 乗り換え先の証券口座を探している人へ
moomoo証券からの乗り換え先の考え方は、moomoo証券の乗り換え先はマネックス証券にまとめています。マネックス証券は新NISAにも対応しています。
マネックス証券の口座開設まとめ|機能面の強みと、行政処分の重さを両方見る
最後にこの記事の要点をまとめます!
moomoo証券の5つの強み(おさらい)
1. 米国株 約7,000銘柄でNISA手数料0円 2. 24時間取引対応で時間外も逃さない 3. 為替手数料は手動両替なら無料 4. 5大投資AIで銘柄分析がぐっとラク 5. micro米国株なら1ドル(約150円)から始められる
ただし2026年6月5日、SESCから行政処分を求める勧告
- NISA対象外77銘柄を「対象」と虚偽表示(59人が誤って売買)+再発
- 顧客対応が「著しく杜撰」と指摘
- 国内株の他社への移管(出庫)申請を一律不受理
- 疑わしい取引の検討漏れ・システム管理の不備
今の私の判断
- 新規の口座開設は9月24日の受付再開後に、改善状況と四半期ごとの報告を確認してから
- すでに口座を持っている人はNISA口座の保有商品を自分で確認
- moomooの件でNISA・投資そのものを止めない(メイン口座の積立は淡々と継続)
私自身は開設済みのサブ口座を当面そのまま使いつつ、業務改善命令に基づく四半期ごとの進捗報告と、同社の改善状況を見届けてから今後の使い方を判断するつもりです。これから開設を考えていた人も、急ぐ必要はまったくありません!
そして一番大事なのは、moomooの件で「NISA・投資そのもの」を止めないこと。非課税メリットは使った分だけ享受できるので、メイン口座での積立は淡々と続けましょう。証券会社選びに迷ったら、楽天証券・SBI証券・マネックス証券の3社比較記事もぜひ参考にしてください!
※本記事は2026年5月時点の各社サービス内容・公式サイトの情報をもとに作成し、2026年6月12日に証券取引等監視委員会の処分勧告(2026年6月5日公表)に関する追記・修正を行い、2026年9月22日に各社公式サイト・監督官庁の公表資料に基づく数値の是正と出典の追加を行いました。最新情報は各社公式サイト・金融庁/証券取引等監視委員会の発表にてご確認ください。投資は元本割れリスクを伴います。投資判断はご自身の責任で行ってください。
📚 出典
- 証券取引等監視委員会「検査結果に基づく勧告について(令和8年6月5日)」
- 関東財務局「moomoo証券株式会社に対する行政処分について」
- 金融庁「moomoo証券株式会社に対する行政処分について」
- 日本取引所グループ「moomoo証券株式会社に対する処分等について」
- 日本証券業協会「協会員処分」
- moomoo証券「日本証券業協会による処分について」
- moomoo証券「新規口座開設受付等の順次再開について」
- moomoo証券「アメリカ株・米国株におすすめの証券会社」
- moomoo証券「米国株(アメリカ株)時間外取引」
- moomoo証券「手数料」
- moomooヘルプセンター「為替手数料はかかりますか」
- moomooヘルプセンター「【投資信託】取扱銘柄」
- moomooヘルプセンター「会社情報」
- moomoo証券「moomoo AI投資」
- 楽天証券「米国株式の基本ルール」
- 楽天証券「米ドル↔円のリアルタイム為替取引手数料を無料に引き下げ」
- 楽天証券「米国株式 現物取引の手数料」
- 楽天証券「楽天カードクレジット決済のポイント還元率」
- SBI証券「「米ドル/円」の為替手数料無料化のお知らせ(2023年11月30日)」
- SBI証券「米国株式スタートガイド」
- 金融庁「NISA特設ウェブサイト」
- SBIアセットマネジメント「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 販売会社」「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)販売会社」
- 楽天投信投資顧問「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」
- 米国証券取引委員会EDGAR「Futu Holdings Limited, Form 6-K Exhibit 99.1(2026年5月28日)」
- NYSE「Hours & Calendars」
🕒 更新履歴:2026年5月公開(各社サービス内容は当時の公式サイトに基づく)/2026年6月12日に証券取引等監視委員会の処分勧告を追記/2026年9月22日に一次資料へのリンク付き出典を追加し、米国株の取扱銘柄数・24時間取引の対象銘柄数・米国市場の取引時間・為替手数料の適用条件と負担額の試算・投資信託の取扱本数・対象ファンドの販売会社・クレジットカード積立の還元率・AI機能の名称と利用条件を公表資料の記載へ是正、あわせて業務停止命令の満了(9月18日)と9月24日からの受付再開、東京証券取引所・大阪取引所の戒告、日本証券業協会の処分を追記しました。
🛠 この記事の作り方:行政処分に関する数値(米国ETF・ETN 77銘柄、うち25銘柄、59顧客、延べ1,531顧客、業務停止期間、業務改善命令7項目、報告期限、東京証券取引所・大阪取引所の戒告)は証券取引等監視委員会・関東財務局・日本取引所グループの公表文から転記しました。各社のサービス数値(取扱銘柄数・為替手数料・投資信託の本数・ポイント還元率・NISAの取引手数料)は各社公式サイトから転記し、公式サイトに基準日の記載があるものは併記しています。為替手数料の負担額はPythonで再計算しました。前提は1米ドル=150円・片道25銭(楽天証券の円貨決済)で、買付100万円なら約1,667円、買付100万円と売却50万円の合計なら約2,500円です(円未満は四捨五入、取引手数料・税金は含みません)。為替レートは前提であり、実際の負担額は約定時のレートで変わります。日本証券業協会による過怠金5,000万円という金額は、同協会の掲載ページ本体には記載がなく詳細がPDFに収録されており、そのPDFを取得できなかったため、moomoo証券自身の公表文にもとづく数値です。マネックス証券の公式ページは自動取得が拒否されたため、同社に関する数値は参考値として扱い、本文にもその旨を記載しています。楽天証券・SBI証券の米国株取扱銘柄数および楽天証券・SBI証券・マネックス証券の投資信託取扱本数は、各社公式サイトで本数の明示を確認できなかったため参考値です。本記事は特定の証券会社や商品の購入を勧めるものではなく、将来の運用成果や各社のサービス内容の継続を保証するものではありません。

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