「毎月の電気代が高すぎる…」 「電力会社って乗り換えて本当に安くなるの?」 「手続きが面倒そうで、なかなか踏み出せない」
20代会社員でFIREを目指している私が、電力会社乗り換えで年間1〜2万円の節約を目指す具体的なルートを、実例とシミュレーションつきで徹底解説します!
結論から言うと、地域大手電力会社(東京電力・関西電力など)から新電力に乗り換えると、電気の使用量と乗り換え先のプランしだいで電気代を下げられます。本記事では、電力量料金が1kWhあたり2円下がった場合の試算として、年間4,800円〜14,400円という金額を示しますです。手続きはネットで申し込めます。ただし解約金は、資源エネルギー庁が「料金プランによっては、解約金が発生することがあります」と案内しています。また、スマートメーターが未設置の場合は交換工事があり、同庁は交換時に停電(目安:1軒あたり約15分)が伴う場合があると説明しています。申し込み前に、いま契約しているプランの契約期間と解約条件を確認しておきましょう。
結論|電力会社乗り換えで電気代を下げられる理由
先に結論をお伝えします!
地域大手電力会社から新電力に乗り換えると、使用量と乗り換え先のプランしだいで電気代を下げられます。本記事の試算(電力量料金が1kWhあたり2円下がった場合)では、年間4,800円〜14,400円ですです。
理由は次の3つです。
1. 2016年の電力自由化以降、新電力会社が独自の料金プランで競争中 2. 基本料金や従量料金(使った分の単価)が大手より安いケースが多い 3. 乗り換え手続きはネットで完結(解約金はプランにより発生する場合があり、スマートメーター交換時は短時間の停電が伴う場合がある)で気軽にお試しできる
特に大きいのは「使った分の単価が安くなる」こと。使用量が多いほど単価差の効き方は大きくなります。ただし電力市場の価格に単価が連動する「市場連動型」のプランは別で、Looopでんきは公式サイトで、市場が高騰した際(主に夏冬)は従来の固定単価のプランより高くなるリスクがあると案内しています。夏冬ほど得になるとは限らない点に注意してください。
それでは、電力自由化の基本から順に詳しく見ていきましょう!
電力自由化とは?2016年スタートの基本知識
「そもそも電力自由化って何?」という人のために、基本を整理します。
2016年4月、日本で電力小売りが全面自由化されました。これにより、それまで地域独占だった電力会社以外からも自由に電気を購入できるようになりました。
電力自由化のポイントは3つです。
ポイント①|どの新電力でも電気の質は同じ
「新電力に変えたら、停電が増えたり電気の質が落ちたりするんじゃ?」と心配する人が多いですが、これは誤解です。
電気を送る送電線は全国どこでも同じを使うため、どの会社と契約しても電気の質はまったく変わりません。安心して乗り換えできますよ!
ポイント②|新電力は数百社以上ある
2026年9月現在、電気事業法にもとづく登録小売電気事業者は全国で820事業者(2026年9月14日現在)あります。それぞれが独自の料金プランや特典を用意していて、ライフスタイル別に最適な会社を選べる時代になっています。
ポイント③|乗り換えにはスマートメーターが必須
新電力に乗り換えるには「スマートメーター」というデジタル電力メーターの設置が必要です。
ただし、まだ取り付けていない人も心配無用!乗り換えを申し込むと、現在契約している地域の電力会社から交換作業の工事予定日について連絡が入ります。資源エネルギー庁によると、スマートメーターへの交換には原則費用はかかりません(ただし、メーター交換に伴う工事に費用がかかる場合があります)。自分で工事を手配する必要はありません。
電力会社乗り換えのシミュレーション3パターン
「実際どれくらい安くなるの?」が一番気になりますよね。
電気使用量別に、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの料金を公式単価から計算し、そこから単価が下がった場合にどれくらい差が出るかをシミュレーションしました!単価は2026年9月時点のものです。
パターン①|一人暮らし(月の電気使用量200kWh)
| 項目 | 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B(30A) | 電力量料金が1kWhあたり2円安いプランに替えた場合(仮定) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 月の電気代 | 約8,300円 | 約7,900円 | -400円 |
| 年間電気代 | 約99,100円 | 約94,300円 | -4,800円 |
一人暮らしの場合、単価が1kWhあたり2円下がると年間4,800円の差になります。
パターン②|2人暮らし(月の電気使用量400kWh)
| 項目 | 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B(40A) | 電力量料金が1kWhあたり2円安いプランに替えた場合(仮定) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 月の電気代 | 約17,100円 | 約16,300円 | -800円 |
| 年間電気代 | 約205,200円 | 約195,600円 | -9,600円 |
2人暮らしなら年間9,600円。新NISAの積立に回せる金額です。
パターン③|ファミリー(月の電気使用量600kWh)
| 項目 | 東京電力エナジーパートナー 従量電灯B(50A) | 電力量料金が1kWhあたり2円安いプランに替えた場合(仮定) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 月の電気代 | 約26,300円 | 約25,100円 | -1,200円 |
| 年間電気代 | 約316,100円 | 約301,700円 | -14,400円 |
ファミリー世帯なら年間14,400円。月1,200円を年率5%で30年積み立てた場合、約98万円になる計算です(毎月末積立・税金や手数料は考慮せず)。
電気を使う量が多いほど、1kWhあたりの単価差が金額として大きく効いてきます。ただし上の表の右列は「単価が2円下がったら」という仮定であり、実際の節約額は乗り換え先のプランによって変わります。

おすすめの新電力会社5社
2026年現在、新電力は数百社あります。その中で20代会社員に特におすすめの5社を紹介します!
おすすめ①|Looopでんき(市場連動型・解約手数料0円)
Looopでんきは、20代の一人暮らし〜2人暮らしに特におすすめです。
現在の家庭向けプラン「スマートタイムONE」は、電力市場(JEPX)の価格に応じて30分ごとに電力量料金の単価が変わる市場連動型です。公式サイトによると、基本料金にあたる「制度対応費」は直近12ヶ月の実際に使った電力の大きさから決まる実量制契約で、基本料金が一切かからないわけではありません。市場が落ち着いている時期(主に春秋)は固定単価のプランより安くなることがある一方、市場が高騰した際(主に夏冬)は固定単価のプランより高くなるリスクがあると同社自身が案内しています(上限単価の設定あり)。解約手数料は0円で契約期間の縛りもないため、合わなければ抜けやすいのは利点です。
スマホアプリで使用量がリアルタイムに見られるのも、節電モチベが上がるポイントです!
おすすめ②|楽天でんき(楽天経済圏ユーザー必見)
私自身が楽天経済圏ユーザーなので、楽天でんきもよく検討します。
楽天でんきの強みは、電気料金の支払いで楽天ポイントが貯まること。楽天でんきはSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象で、前月の電気料金が5,500円(税込)以上かつクレジットカードでの決済が完了していると、翌月の楽天市場での買い物がポイント+0.5倍になります(月間獲得上限1,000ポイント、対象はプランS・プランM・動力プラン・オール電化プラン)。
楽天証券・楽天市場・楽天モバイルをすでに使っている人は、楽天経済圏で完結できるのが大きなメリットになります!
おすすめ③|ENEOSでんき(ガソリン割引でドライバー向け)
車をよく使う人には、ENEOSでんきがおすすめです。
ENEOSでんきには、ガソリン代が割引になる「ENEOSカード割引」があります。適用には、電気料金の支払いをENEOSカード(C・P・S・NICOS)に指定し、申し込み時にカード券面のお得意様番号を登録したうえで、同じカードでENEOSサービスステーションの燃料油を決済することが必要です。値引きの対象は本人カードと家族カードの利用合算で最大150リットル/月まで。1リットルあたりの値引き額は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください。なお、ENEOSカード(CB)の場合は燃料油の値引きではなく、電気料金(再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く)から月額100円(税込)の割引になります。
電気代+ガソリン代の両方を節約できるので、ドライバーには有力な選択肢です。
おすすめ④|オクトパスエナジー(実質再生可能エネルギー100%)
「環境にも配慮した選択肢を」という人にはオクトパスエナジーもおすすめ。
英国発の電力会社で、公式サイトでは「実質再エネ100%の電気をお届け」と案内されています(「再生可能エネルギー100%」ではなく「実質」と表記されている点にご注意ください)。また同社は、解約金・違約金がいつでも0円であることを公式サイトに掲げています。料金プランの詳細は公式サイトでご確認ください。
20代でサステナブル志向の人には、自分の価値観に合った電力会社を選べる満足感も得られますよ!
おすすめ⑤|エネチェンジ(比較サイト)
「自分に合った会社がわからない」という人は、まずエネチェンジで比較してみるのがおすすめです。
エネチェンジは、郵便番号と電気使用量を入れるだけで、自分に合った電力会社を短時間で比較できるサイト。Looopでんき・東京ガス・ENEOSでんき・楽天でんきなど、信頼できる新電力を一括比較できます。
「とりあえず比較してから決めたい」という人は、エネチェンジから始めるのが効率的ですよ!
乗り換え手順5ステップ(10分で完了)
「手続きが面倒そう…」と思っている人へ!実は、ネット申込みで10分で完了します。
具体的な5ステップは次のとおりです。
ステップ①|現在の電気使用量を確認する
まず、現在の電気使用量を確認します。確認方法は2つあります。
- 紙の検針票で確認(前月の使用量と料金)
- 電力会社のマイページで確認(過去1年分の使用量推移)
過去1年分の使用量データがあると、シミュレーション精度が上がります!
ステップ②|エネチェンジで比較する
エネチェンジに郵便番号と使用量を入力して、自分に合った電力会社を比較します。
ランキング上位5社くらいを見比べて、料金・特典・口コミ評価で総合判断するのがおすすめです。
ステップ③|選んだ新電力会社の公式サイトで申込み
候補を絞ったら、新電力会社の公式サイトで直接申込みします。
必要な情報は、
- お客様番号(現在の電力会社の検針票に記載)
- 供給地点特定番号(同じく検針票に記載)
- 名前・住所・連絡先
- 支払い方法(クレジットカード or 口座振替)
これらを入力すれば約10分で完了します!
ステップ④|旧電力会社の解約手続き(自動)
申込み完了後、旧電力会社への解約手続きは新電力会社が代行してくれます。自分で連絡する必要はありません!
「面倒な手続きが新電力会社の方でまるごとやってくれる」のが大きなメリットです。
ステップ⑤|申し込みから数日〜2週間程度で切り替わる
資源エネルギー庁によると、切り替えに要する標準的な期間は、スマートメーターへの交換工事が必要な場合でおよそ2週間程度、交換工事が不要な場合はおよそ4日程度です。具体的な切り替え日は個別の契約によるため、申し込み先の電力会社に確認してください。
すでにスマートメーターが設置されていれば、切り替えにあたって工事は不要です。未設置の場合はスマートメーターへの交換工事があり、資源エネルギー庁は交換時に停電(目安:1軒あたり約15分)が伴う場合があると案内しています。
電力会社乗り換えのよくある不安と回答
「やっぱり踏み出せない…」という人のために、よくある不安に答えます!
不安①|停電が増えるんじゃ?
A. 増えません。送電線は全国どこでも同じものを使うため、契約する電力会社が変わっても電気の質はまったく変わりません。停電リスクも同じです。
不安②|マンションだから変えられないのでは?
A. 多くの場合変えられます。賃貸・分譲を問わず、いま契約している電力会社との契約名義が本人であれば切り替えられます。他人名義の契約になっている場合は、その名義人に確認することになります。
ただし、一括受電マンション(マンション全体で契約)の場合だけ変えられないケースがあります。契約書を確認するか、管理会社に問い合わせてみてください。
不安③|大家さんに連絡が必要?
A. 不要です。賃貸でも、電気代を自分で支払っている場合はオーナー・管理会社の許可は要りません。
不安④|新電力会社が倒産したらどうなる?
A. すぐに電気が止まることはありません。資源エネルギー庁によると、電力会社が倒産・撤退する場合は、無契約状態になるまでの期日について電力会社から通知が届きます。原則として、その期日までに新しい小売電気事業者と契約すれば、引き続き電気の供給を受けられます。期日までに間に合わなかった場合もただちに供給が止まるわけではありませんが、無契約状態が長期間続くと電気の供給が止まってしまうこともあり得るため、通知が来たら早めに切り替え先を探してください。
不安⑤|手続きが面倒なんでしょ?
A. 10分で完了します。検針票の数字をフォームに入力するだけで、旧電力会社への連絡は新電力会社が代行してくれます。
よくある質問(FAQ)
Q. 何月に乗り換えるのがおすすめ?
A. 思い立ったその日が一番のタイミングです。乗り換えは1年中いつでも可能で、待つ理由がありません。早く乗り換えるほど節約効果が積み上がります!
Q. 電力会社を再度乗り換えたい時は?
A. 何回でも乗り換え可能です。契約解除手数料が0円の会社もあります(たとえばLooopでんきは公式サイトで解約手数料0円・契約期間の縛りなしと明記)。ただし資源エネルギー庁は「料金プランによっては、解約金が発生することがあります」と案内しているため、乗り換え前にいまのプランと乗り換え先の双方で契約期間と解約条件を確認してください。
Q. ガスと電気をセットにできる?
A. 多くの新電力会社でセット割引があります。東京ガス・大阪ガス・楽天でんきなどは、ガスとセット契約で月額数百円の割引が受けられます。
Q. 電気代を節約した分は何に使うべき?
A. 新NISAで積立投資に回すのが有力だと私は思います!年間9,600円(月800円)でも、年率5%で30年積み立てれば約65万円になります(毎月末積立・税金や手数料は考慮せず)。電気代の節約は「投資原資を作る手段」と考えると、モチベが続きますよ!
Q. 法人契約はどうする?
A. 法人向けの新電力プランもあります。ただし、本記事は個人向けの話なので、法人契約の詳細は専門の比較サイトをご確認ください。
📱 固定費の見直し、次は通信費
電気代と並んで見直しやすい固定費がスマホ代です。ahamoはドコモの回線を使うオンライン専用の料金プランで、料金や条件は公式サイトで確認できます。
ahamoの公式サイトを見るまとめ|電気代節約分を新NISAで運用しよう
最後にこの記事の要点をまとめます!
電力会社乗り換えのポイント
1. 地域大手から新電力に乗り換えるだけで年1〜2万円節約可能 2. 電気の質は変わらない・停電も増えない 3. 手続きはネットで完結・解約金はプランにより発生するため事前に確認
世帯別の節約効果
- 一人暮らし(月200kWh): 年間約4,800円
- 2人暮らし(月400kWh): 年間約9,600円
- ファミリー(月600kWh): 年間約14,400円
節約分を新NISAで運用すると…
- 月400円(年4,800円)×30年×年率5% = 約33万円
- 月800円(年9,600円)×30年×年率5% = 約65万円
- 月1,200円(年14,400円)×30年×年率5% = 約98万円
「電気代の節約」が老後の生活を支える資産に変わります。コツコツの積み重ねがFIREへの着実な道ですよ!
電力会社の乗り換えは、20代会社員が今日から始められるコスパの良い節約のひとつです。10分の手続きで、毎月ずっと節約効果が続きます。今日から始めてみてくださいね!
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※本記事は2026年9月22日時点の公式発表・各種データをもとに作成しています。電気代の節約効果は地域・使用量・契約条件により異なります。電力会社の選択は各社の公式情報をご確認のうえご判断ください。
📚 出典
- 資源エネルギー庁「電力小売全面自由化 よくある質問」
- 資源エネルギー庁「電力会社の切り替え方法」
- 資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」(令和8年9月14日現在で計820事業者)
- 経済産業省ニュースリリース2026年3月19日「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価を設定します」
- 東京電力エナジーパートナー「従量電灯B・C」料金単価
- 東京電力エナジーパートナー「賦課金等について」
- 楽天市場「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」特典14
- ENEOSでんき「ガソリン代がおトクに!ENEOSカード割引」
- Looopでんき「スマートタイムONE」
- Looopでんき「料金プラン」
- オクトパスエナジー公式サイト
🕒 更新履歴:2026年6月21日公開。2026年9月22日、記事内のすべての数値を一次資料で確認して出典を追加し、世帯別の電気代を東京電力エナジーパートナーの現行単価で計算し直したうえで、「解約金ゼロ」「切り替え時に停電は一切ない」「倒産しても電気は止まらない」「スマートメーターは新電力会社が設置する」「Looopでんきは基本料金ゼロ」「新電力は数百社以上」「オクトパスエナジーは再生可能エネルギー100%」の7点を一次資料の記載に合わせて修正しました。
🛠 この記事の作り方:電気料金の単価(基本料金・3段階の電力量料金)は東京電力エナジーパートナーの料金表から、再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価は経済産業省のニュースリリースと東京電力エナジーパートナーの公表値から、それぞれ転記しました。世帯別の電気代はPythonで再計算しています。前提は、東京電力エナジーパートナーの従量電灯B、契約アンペアは月200kWhを30A・月400kWhを40A・月600kWhを50A、賦課金は4.18円/kWh、いずれも消費税込みです。毎月変動する燃料費調整額は含めていません。表の右列「電力量料金が1kWhあたり2円安いプランに替えた場合」は、乗り換えの効果が金額としてどう表れるかを示すための仮定であり、特定の会社の実際の料金ではありません。新電力各社の平均料金には公的な統計が存在しないため、具体的な節約額をお約束することはできません。積立の試算は月利を(1+年率)^(1/12)−1で求め、毎月末に積み立てる前提で計算しており、税金・手数料・分配金再投資・為替は考慮していません。金額は百円単位または万円単位で丸めています。実際の電気代と節約額は、契約アンペア・使用量・使う時間帯・お住まいの地域によって変わるため、各社の公式シミュレーションでご確認ください。

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